マツダは、ラージ商品群を生産するために改修していた防府第2工場の作業が完了し、報道陣に生産ラインを公開しています。
本記事は「マツダ、2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表」より前に公開しています。
マツダ、ラージ商品群の生産準備完了!防府第2工場改修終了
マツダは6日、防府第2工場(防府市)で、車体の大きい「ラージ商品群」のスポーツタイプ多目的車(SUV)を生産すると正式に明らかにした。2022年度に発売する。
今回の改修により、現在生産しているCX-5とMazda6に加え、ラージ商品群を造れるようになりました。大きさやエンジンが異なり、電動車も含む多彩な車種を同じラインで製造できるようなっています。搬送車を本格導入するなどして固定の設備は減らしています。新商品の生産準備に必要な投資や工事期間の縮小もできると見込んでいます。
マツダの執行役員は、「今後はさまざまなサイズの車やバッテリー、エンジンの組み合わせでもラインを大きく変えずに対応できる」と話しています。また、関係者によると、ラージ商品群第1弾はCX-5に近い大きさのSUV(おそらくCX-60)になるとのことです。
また、Mazda3を生産している防府第1工場で9月からCX-30の生産を始めたことも明らかになっています。
マツダは防府第2工場(山口県防府市)で、デジタルで設計したり無人搬送機(AGV)そのものを生産ラインにしたりして、新型車の導入に必要な生産設備の投資額を10分の1に減らす。工事期間は8割短くなる。市場の需要動向に合わせて迅速に新型車を投入できる体制にする。

マツダ、ラージ商品群クロスオーバーSUVの導入計画を公表、2022年から2023年に各市場に投入
マツダは、「CX-60」〜「CX-90」までのラージ商品群クロスオーバーSUVの導入計画を公表しています。2022年から2023年に各市場に投入される予定です。

マツダ、防府第2工場の生産ラインをラージ商品群や電動車の量産に対応
マツダは、8月から9月に防府第2工場の操業を止め、生産ラインをラージ商品群や電動車の量産に対応させる改造工事をするとのことです。