英国マツダが行った「Digital Press Conference」の映像の中に、2022年から発売になるラージ商品群が8速ATを採用することを示唆する画像があります。
ラージ商品群には8速ATを採用することを明かす
Mazda UK Summer 2021 Update – Digital Press Conference
The Wheel Networkが公開している映像をその画像の場面から再生するようにしてあります。
MAZDA MULTI SOLUTION APPROACH
さらに、右下にある8AT付近を拡大したものがこちらです。
これらは、決算説明会資料にあった、直6エンジンと直4+プラグインハイブリッドの画像から次のように解釈できると思います。
8AT + MHEV I6 GE/GD ⇒ 8速AT + マイルドハイブリッド 直6 ガソリン/ディーゼル
8AT + PY PHEV ⇒ 8速AT + 直4 2.5L プラグインハイブリッド
8AT + PY PHEV ⇒ 8速AT + 直4 2.5L プラグインハイブリッド
直4の排気量は、現行エンジンの型式の、2.0LがPEで2.5LがPYからの類推です。
これまで、さんざん8速ATの特許を公開・取得しているので、次期型で採用される可能性は高いと思っていましたが、こうして公式映像の中で「8AT」の文字を見ると、よし!来た!、という感じです。
[特許]マツダ、6気筒エンジンと8速ATに関する特許を出願
マツダは、6気筒エンジンの排気装置と8速オートマチックトランスミッションに関する特許を出願しています。
[特許]マツダ、8速自動変速機の特許を複数出願
マツダは、8速自動変速機に関する特許を複数出願しています。
また、マツダは、FR用手動変速機の特許も出願しているので、こちらの採用も期待したいところです。
[特許]マツダ、FR車用手動変速機と8速自動変速機の特許を出願
マツダは、手動変速機の変速操作装置と車両用動力伝達装置の特許を出願しています。
あと、少し気になったのが映像では、スモール商品群として、Mazda3、CX-30、MX-30の名を挙げているのですが、ラージ商品群としての車名は挙げていません。
これは、第7世代(スモール商品群)として発売済みの車種がこの3つだったからか、ラージ商品群では車名が変更になるからか、原稿の都合上か…色々考えられそうですが、新車名が採用されるからと思い込みたくなります。ただ、CX-3とMazda2にも触れていないので、発売済みの車種説が有力そうです。
コメント
記載された NEXT GENERATION DIESEL ENGINE
詳細仕様が年内に発表されないかと妄想しています。
others? 気になります。アザス!
当然とも言えますが8速が確定なのはいいですね
ただこれはスモール群には採用されるのでしょうか…?
今はCセグに上級車種のシャシーや装備を奢ってプレミア化するのがグローバルの流れでまさに群雄割拠ですから、MAZDA3やCX-30が6速のままというのは単純に数字の大きさでも見栄えが不利ですし、巡航燃費でも不利ですから
(過度な多段化には懐疑的なので走りに不利とは思いません)