中国新聞によると、マツダは、MX-30 EVモデルに外部給電器に接続できるようにするアップデートを7月生産分から行っているそうです。
MX-30 EVモデルに外部給電器に対応するアップデート
マツダは、初の量産電気自動車(EV)MX―30に、蓄電能力を生かして車を電源にできる機能を追加した。外部への給電に必要な装置を接続できるようにした。停電時や屋外など電気のない場所でも家電品を動かせるといった魅力を加えて利用の幅を広げ、国内販売のてこ入れを図る。
7月生産分から、ニチコン製の「パワー・ムーバー」に接続できるようにソフトウエアを変更しているそうです。この対応でも価格に変更はありません。
ちなみに、MX-30 EVモデルの取扱説明書では、給電(V2L)についてこう書かれています。
中国新聞の記事には、ニチコン製の「パワー・ムーバー」は、『国内で「外部給電器」と呼ぶ専用装置の最多シェアを占める』とあります。発売当初からつなげることができなかったのは、設計ミスのようにも思えますが、大人の事情が最近になって解消したとかでしょうかね。
理由はともかく、最多シェアを占める外部給電器を使えるようになって実用面で使い勝手がぐっと向上したことは間違いないですね。
6月生産分までのアップデートはどうなるのでしょう?