[特許]マツダ、クーペボディを想定した車体構造に関する特許を出願

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マツダは、クーペボディを想定し、牽引フックまわりの車両の後部車体構造に関する特許を出願しています。

特開2021-104783 車両の後部車体構造

【課題】バンパレインフォースメントに牽引フック取付け部材を設けることによる衝撃吸収部材の損傷を回避しつつ、樹脂製の荷室構成部材本体における強度不足を補完しながら牽引フック取付け部材を取付けることができる車両の後部車体構造の提供を目的とする。

【解決手段】バンパレインフォースメント14を支持する衝撃吸収部材12を備えた車両の後部車体構造であって、樹脂製の荷室構成部材本体20と、該荷室構成部材本体20を車体に支持する金属製のフレーム部材30と、から成る荷室構成部材40を備え、上記金属製のフレーム部材30に牽引フック取付け部材60が固定されたことを特徴とする。

マツダ、クーペボディを想定した車体構造の特許出願

マツダ、クーペボディを想定した車体構造の特許出願

マツダ、クーペボディを想定した車体構造の特許出願

特開2021-104783 | 知財ポータル「IP Force」(車両の後部車体構造)

特開2021-104790 車両の車体構造

【課題】バンパレインフォースメントおよび衝撃吸収部材のそれぞれの性能要求から、その上下方向長さに差異が生じた場合においても、衝撃吸収部材に対して衝突荷重を確実に伝達することができる車両の車体構造の提供を目的とする。

【解決手段】バンパレインフォースメント50の衝撃吸収部材30に対する接合部51の上下方向長さL1が、衝撃吸収部材30のバンパレインフォースメント50に対する接合部32の上下方向長さL2よりも小さく形成(L1<L2)されており、バンパレインフォースメント50の衝撃吸収部材30との接合部51側の上下両部には、車両側面視において略三角枠形状で、かつ、その接合部側の一辺部41b,42bが少なくとも衝撃吸収部材30先端の上下端部とオーバラップする上下の押圧部41,42を有する荷重伝達部材40が設けられたことを特徴とする。

マツダ、クーペボディを想定した車体構造の特許出願

特開2021-104790 | 知財ポータル「IP Force」(車両の車体構造)

 
今回の特許では、その内容ではなく想定しているボディ形状が注目点だと思いました。説明に「荷室」とありますが、ハッチバックのようではなくガラスが開くのでしょうか。左右のリアフェンダーの張り出しが大きいです。もしかしたら、先日紹介したスペースフレームを持つ車に関係があるかもしれないですね。

リアガラスの傾斜は、このページの「特開2019-123461 車両の後部車体構造」の図とよく似ています。スポーツカーの設計が着々と進行しているように見えるのですが、さてどうなっているのでしょう?

マツダ
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