2021年6月のマツダブランドとしては、前年比94.0%と不調でした。小型乗用車(5ナンバー)がぱっとしないためです。
2021年6月新車乗用車販売台数ランキングが発表
2021年6月マツダ車販売台数(乗用車の一部)
小型乗用車に対して普通乗用車(3ナンバー)は、前年比100.2%と台数はともかく傾向としては右肩上がりにはなっています。
MX-30 EVモデルを( )で記載しています。マツダの発表台数と異なる場合があります。
CX-8 〈1,200台〉 |
Mazda6 〈1,000台〉 |
CX-5 〈2,400台〉 |
Mazda3 〈2,000台〉 |
CX-30 〈2,500台〉 |
CX-3 〈2,000台〉 |
Mazda2 〈3,500台〉 |
MX-30 〈1,000台〉 |
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1月 | 1,304 | 223 | 2,037 | 1,773 | 2,584 | 655 | 1,984 | 833(95) |
2月 | 2,561 | 262 | 2,589 | 1,719 | 2,017 | 1,006 | 2,676 | 691(27) |
3月 | 4,073 | 412 | 4,845 | 3,122 | 3,895 | 1,722 | 4,457 | 853(8) |
4月 | 1,203 | 145 | 983 | 535 | 923 | 495 | 1,427 | 267(6) |
5月 | 1,055 | 119 | 830 | 967 | 866 | 329 | 1,344 | 208(9) |
6月 | 767 | 1,176 | 1,121 | 1,376 | 495 | 898 | ||
7月 | ||||||||
8月 | ||||||||
9月 | ||||||||
10月 | ||||||||
11月 | ||||||||
12月 | ||||||||
6月 | CX-8 | Mazda6 | CX-5 | Mazda3 | CX-30 | CX-3 | Mazda2 | MX-30 |
合計 | 10,963 | 1,161 | 12,460 | 9,237 | 11,661 | 4,702 | 12,786 | 2,852(145) |
平均 | 1,827 | 232 | 2,077 | 1,540 | 1,944 | 784 | 2,131 | 570(29) |
“台数はともかく”と、書きましたが…やはり販売台数は重要ですよね。今月になって軒並み年間の平均販売台数が下がるような数しか売れていません。
CX-5がCX-30に越されましたね。他メーカーの煽りを受けているからでしょうか。それならCX-30も…という気もしますが、CX-30は4月と5月の低調から回復しています。
その他メーカーを見ると、今月はヴェゼルがRAV4を上回っているんですね。一位はヤリスですよ(クロスとの合算なのがずるい)。対抗する(?)Mazda2はと言えば、最量販車種の座をCX-30に譲ってしまいましたからね…特別仕様車が気付けになると良いのですが。
燃料別販売台数
「燃料別販売台数」を統計が発表されるのに合わせて、ランキングと一緒に追っかけていきます。注目点は、ディーゼルとHEVの動向です。おまけでEVって感じです。先月から電気自動車の略をEVに統一して、HEVなどと表記します。
マツダは、ハイブリッドを増やさないので、電動化の観点で見ると遅れている感がありますよね。Mazda2に新たに載せた高圧縮比のエンジンは、CO2削減に寄与しているもののマーケティング的にはストロングポイントになっているのかが気がかりです。
一方で、こちらも電動化に遅れを取っていると思っていたSUBARUですが、燃料別で見るとガソリン/70.3%とHEV/29.7%と電動化率が割と高めなんですね。