マツダは、Mazda2に搭載するガソリンエンジンの燃費と環境性能を向上や特別仕様車、新外板色の追加などの商品改良を実施し発売しました。
MAZDA2を商品改良し、特別仕様車などを追加
この記事の概要
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、コンパクトカー「MAZDA2」の一部商品改良を行い、特別仕様車「Sunlit Citrus(サンリット シトラス)」を追加し、全国のマツダ販売店を通じて、本日発売します。
今回の商品改良では、エンジン・装備の改良および新外板色の追加を実施しました。また「いつもの運転が前向きな楽しい気持ちになれるクルマ」を目指した特別仕様車「Sunlit Citrus」を追加しました。
特別仕様車「Sunlit Citrus」の特別装備
- メインカラーのグレージュに、シトラスを挿し色に加えた、明るいコーディネートの専用インテリアカラー。
- グランリュクスを使用し、「明るさ」と「質感」を表現した専用シート。
- インテリアテーマカラーとコーディネートした「専用キーシェル & フロアマット」。
- 狭い駐車場や路地でも、確認したいエリアの状況が直感的に把握しやすく、より的確な運転操作に役立つ、360°ビューモニターを標準設定。
一部商品改良の特徴
SKYACTIV-Gの進化
- 一部ガソリンエンジンは、SKYACTIV-G 1.5に、独自技術の「Diagonal Vortex Combustion(ダイアグナル・ボーテックス・コンバスチョン:斜め渦燃焼)」を加え、圧縮比を12から14に高め、環境性能を向上。燃費はWLTCモードで従来のガソリンエンジンから最大6.8%向上。
- 上記高圧縮ガソリンエンジンの制御プログラムはe-SKYACTIV Xの開発で培ったエンジン制御技術を採用し、アクセル操作に対するクルマの応答性とコントロール性が向上。
コネクティビティ/快適装備/ボディカラーの拡充
- スマートフォンをコンソールに置くだけで簡単に充電できる、ワイヤレス充電(Qi)をオプション設定。
- 簡単登録で、次回からはスマートフォンを取り出さずに自動接続できる、Apple CarPlayワイヤレス接続をオプション設定。
- AWD車に、フロント窓ガラスにたまった雪を取り除きやすくする、ワイパーデアイサーを標準設定。
- ボディカラーにプラチナクォーツメタリックを追加。
雑感
「ガソリンエンジンの進化」とされていたので、てっきり世情からもマイルドハイブリッドの投入かと思っていたら、なんと燃焼技術と制御を進化させて、燃費などを向上させてくるとは…マツダらしいと言えば、らしいですけどね。
そして、ワイヤレスCarPlayを第6世代の上、旧世代のマツダコネクト車に設定してくるのもよく分からないです(笑)。需要的にもBセグよりCセグ以上の車が先だと思うのですが。
で、で、で、CX-8では一部グレードしか選べない「プラチナクォーツメタリック」をMazda2では全グレードで選べるようにしたというのも、色に対する特別感を台無しにしているように思えるのですが、良いんですかね。CX-8ユーザーからブーイングが聞こえてきそうです。ポリメタなんてこの期に及んでもMazda3セダンでは選べないというこだわりなのに…。
最後に朗報! ようやくBセグ車でもワイパーデアイサーが設定されましたね! ここまで引っ張ってきていたのが間違っていたので、さっさと開発すればよかったのに…これで、CX-3だけが未設定で残りました。フルモデルチェンジが控えているので、どうなることやら。Mazda2のフルモデルチェンジは2022年かな?
これは、ボディカラーではなく、特別仕様車の名称でしたね。
コメント
やっと、SKY-Gにテコ入れが入りましたね。
国内向けはコストアップするMHVや気筒休止は無しですかね、、
そろそろ、SKY-D2も見たいですね。
MAZDA2の2021年フルモデルチェンジのリークは外れた、ということになるのでしょうか
そうするとますますBセグメントの今後というか第7世代化のロードマップが分からなくなりますね
ラージ群の第7世代一番乗りはCX-5かその後継でほぼ確定なんでしょうけど
スカイXが事前に公開し、大いに期待させておいて、登場してみると少しガッカリ感が大きかったことを踏まえ、今後は、mazda2の今回の商品改良の様なパターンで、いきなり発売、発表としてゆくのでしょうか。であればスカイD2も可能性は大きいと思います。それにしても、フロントフェイスは表情がちょっと厳しく感じるのは私だけ!もう少し穏やかフェイスでも良いと思うのですが・・・。