[特許]マツダ、給油後のオクタン価の把握に関する特許を出願

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マツダは、給油後などにオクタン価を速やかに把握するためエンジンの制御装置に関する特許を出願しています。

特開2021-92199 エンジンの制御装置

【課題】給油後の燃料のオクタン価を速やかに把握する。

【解決手段】エンジン1の制御装置は、燃料供給部(インジェクタ6、燃料供給システム61)と、点火部(点火プラグ25)と、計測部(筒内圧センサSW5)と、制御部(ECU10)と、を備える。制御部は、計測信号に基づいてオクタン価を逐次推定すると共に、記憶しているオクタン価に、推定したオクタン価を反映させることにより、オクタン価を逐次更新して記憶する。制御部は、燃料タンク63に給油された場合は、推定したオクタン価の反映率を、所定期間、高くする。

高オクタン価燃料と低オクタン価燃料との両方を使用可能なエンジンにおいては、燃料タンクへの給油の前後で、使用燃料のオクタン価が変化する場合がある。具体的には、前回の給油時には高オクタン価燃料を給油したが、今回の給油時には低オクタン価燃料を給油した場合、及び、前回の給油時には低オクタン価燃料を給油したが、今回の給油時には高オクタン価燃料を給油した場合はそれぞれ、給油の前後で、使用燃料のオクタン価が変化する。

ここに開示する技術は、エンジンの制御装置に係る。このエンジンの制御装置は、燃焼室を形成するシリンダを有するエンジンと、燃料タンク内の燃料を前記燃焼室の中へ供給する燃料供給部と、前記エンジンに取り付けられかつ、前記燃焼室の中の混合気に点火する点火部と、前記エンジンに関係するパラメータの計測信号を出力する計測部と、前記燃料のオクタン価を記憶すると共に、記憶しているオクタン価に応じた制御信号を、前記燃料供給部及び前記点火部に出力する制御部と、を備え、前記制御部は、前記計測信号に基づいて前記オクタン価を逐次推定すると共に、記憶しているオクタン価に、推定したオクタン価を反映させることにより、前記オクタン価を逐次更新して記憶し、前記制御部は、前記燃料タンクに給油された場合は、前記オクタン価の更新において、推定したオクタン価の反映率を、所定期間、高くする。

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特開2021-92199 | 知財ポータル「IP Force」

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