マツダは、MX-30の車両前部の構造に関する複数の特許を出願しています。衝突時における様々な状況を想定したものとなっています。
マツダ、MX-30の前部構造に関する特許を複数出願
特開2021-66206 車両の前部構造
【課題】デザイン自由度を維持しつつ車両衝突時におけるフロントランプの損傷を防ぐことが可能な車両の前部構造を提供する。
【解決手段】車両の前部構造は、車両前端部に形成された凹設部6において、フロントランプ4と車両前端部を装飾する加飾部材5とが配設された構造である。加飾部材5は、車両前端部の凹設部構成部分におけるフロントランプ4よりも上方の被取付部に固定され、さらに、加飾部材5の下側後端部には、フロントランプ4の前面と所定距離以上に車両前後方向に離間させる隙間を形成するように、車両前方に凹んだ離間凹部16が形成されていることを特徴とする。
関連特許
- 特開2021-66207 車両の前部構造
【課題】デザイン自由度を維持しつつ車両衝突時におけるフロントランプの損傷を防ぐことが可能な車両の前部構造を提供する。
特開2021-66260 車両の前部構造
【課題】車高の高い車両においても前方斜め上方からの荷重吸収量を増大させること。
【解決手段】バンパーフェースアッパ14の内部に備え前方斜め上方からの荷重を吸収する第一衝撃吸収部材15と、バンパービーム4の前面部に取り付けられた第二衝撃吸収部材6と、第一衝撃吸収部材15よりも下方かつ、バンパーフェース7とバンパービーム4との間に配設され、前方斜め上方からの荷重を吸収する第三衝撃吸収部材30と、を備え、第一および第三衝撃吸収部材15,30の上下方向の剛性を、第二衝撃吸収部材6の前後方向の剛性より高く設定した。
関連特許
- 特開2021-66261 車両の前部構造
【課題】後側衝撃吸収部材の低剛性性能を確保しつつバンパーフェースアッパの垂れ下がりを防止すること。 - 特開2021-66262 車両の前部構造
【課題】ボンネットの前部下面と干渉することなく、衝撃吸収部材の後部を歩行者保護に適した上下方向の剛性を備えること。 - 特開2021-66263 車両の前部構造
【課題】バンパビームを支持部としてフロントグリル直下に加わる衝撃荷重を低減させることができる車両の前部構造の提供を目的とする。 - 特開2021-66264 車両の前部構造
【課題】バンパビームよりも高い位置にある構造体を支持部として、フロントグリル直下に加わる衝撃荷重を吸収することができる車両の前部構造の提供を目的とする。 - 特開2021-66265 車両の前部構造
【課題】軽衝突時に衝撃吸収部材後方の構造体に対し、当該衝撃吸収部材を上方に変位させることで、構造体の破損を防止する車両の前部構造の提供を目的とする。 - 特開2021-66266 車両の前部構造
【課題】開口部Sを設けたことによる第2衝撃吸収部材10の強度低下を抑えられる車両の前部構造を提供することを目的とする。
内容はガラっと異なっていますけど、先週もMX-30の車両前部の構造に関する特許が出願されていました。
[特許]マツダ、MX-30の外内装に関する複数の特許を出願
マツダは、MX-30の車両の前部構造やメータフードの取付け構造に関する特許を出願しています。