マツダは、2021年4月1日にタイ工場で造っていたBT-50の生産終了を明らかにしています。これで、90年間続いた商用車生産が国内外で終了しました。
マツダ、90年間続いた商用車生産が国内外で終了
中国新聞の記事からです。
マツダは1日、タイ工場で造っていたピックアップトラック「BT―50」の生産を終えたと明らかにした。三輪トラックの発売から約90年間にわたる商用車の生産が国内外で終了した。唯一残る米フォード・モーターとの共同開発車で、両社の協業による商品がなくなった。
商用車の生産終了と見た時に、もう、すでにボンゴを止めていたじゃん、と思ったらBT-50の件だったんですね。記事によると、2代目BT-50の生産を2021年3月31日に終了したとのこと。いすゞD-Maxベースの最新型BT-50を発売したあとも並行して生産してたとは知りませんでした。
ボンゴのときもそうでしたが、「創業事業」としての商用車生産から完全に撤退しなくてはならないほど、自動車会社は、100年に一度の大変革期を迎えているということなんですね。

マツダ、89年間続けた商用車の生産を終了
マツダは、1931年から続けた商用車の生産を2020年8月31日をもって終了しました。今後は、乗用車の生産に集中することになります。
コメント
本当は、乗用車・商用車と作り分けた生産と販売を続けることがマツダ本来の姿と思うのですが、近年は、環境問題や電動化、安全装備の充実化と開発コストが膨大になって来ている事を思うと、仕方がないのかなと!でもマツダの台所事情が好転すれば、余裕が出来ればロータリー車のみならず、商用車も復活するかもしれません。その為にもマツダさん、頑張れ‼︎