[特許]マツダ、REレンジエクステンダーEVのバッテリー保護構造に関する特許を出願

マツダは、ロータリーエンジンをレンジエクステンダーに採用するEVが、車両前方からの衝突した際にバッテリーを保護する構造に関する特許を出願しています。

マツダ、REレンジエクステンダーEVのバッテリー保護構造の特許を出願

特開2021-30889 蓄電装置の保護構造

排気消音装置を、バッテリよりも車両前方に配置したいという要求がある。ここで、排気消音装置は剛性が高いため、前方からの荷重を受けても潰れにくい。したがって、車両に対する前方からの衝突時、排気消音装置は、そのままバッテリに干渉してしまう可能性がある。

本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的とするところは、排気消音装置が蓄電装置(バッテリ)より車両前方に配置された構成において、車両に対する前方からの衝突時、排気消音装置が蓄電装置に干渉することを抑制することにある。

ここに開示する蓄電装置の保護構造は、車両前方のエンジンルームに収容されたエンジンと、車室の床面を構成するフロアパネルの下側に搭載された蓄電装置と、上記エンジンから車両後方に延びており、排気ガスを排出する排気装置と、上記排気装置に設けられ、上記蓄電装置より車両前方に配置された排気消音装置と、を備える車両の蓄電装置の保護構造であって、上記蓄電装置の前端部に、車両に対する前方からの衝突によって車両後方へ移動する上記排気装置の一部に接触して、上記排気消音装置を下方へ案内する案内部を備える。

かかる構成によれば、車両に対する前方からの衝突(以下、前突という場合がある)時、排気消音装置を含む排気装置は、蓄電装置に向かって車両後方へ移動して案内部に接触する。このとき、排気消音装置は、案内部によって下方へ案内される。これにより、排気消音装置は、蓄電装置の下方へ潜り込む。したがって、前突時、排気消音装置が蓄電装置に干渉することを抑制することができる。

マツダ、REレンジエクステンダーEVのバッテリー保護構造の特許を出願

マツダ、REレンジエクステンダーEVのバッテリー保護構造の特許を出願

特開2021-30889 | 知財ポータル「IP Force」(蓄電装置の保護構造)


実施形態の説明には、次のように書かれています。説明図を見るとMX-30のエンジンルーム(モータルーム)がダイレクトに頭に浮かんできますね。

本実施形態に係る車両1は、レンジエクステンダーを採用する電気自動車である。図1に示すように車両1の前方には、エンジンルーム(モータルーム)2が設けられる。エンジンルーム2内には、車幅方向左側(図1における右側)から順に、発電機3、エンジン20、減速機5及びモータ4が車幅方向に並べて収容される。なお、エンジン20は、ロータリエンジンである。

マツダは、レンジエクステンダー用エンジンの排気装置のレイアウトなどに関して特許を出願しています。