マツダ、欧州に改良版SKYACTIV-Dを搭載する2021 CX-5を投入

マツダは、スウェーデンやイタリアなどにCO2排出量を削減したSKYACTIV-Dを搭載する2021 CX-5を投入しています。

更新されたディーゼルエンジンディーゼル

スウェーデンの場合

まずは、マツダスウェーデンのニュースリリースです。2021 CX-5の改良内容は、日本のBlack Tone Editionに相当する「Ignite Edition」の投入、マツコネを10.25インチに大型化、MyMazdaアプリへの接続、そして、ディーゼルエンジンの改良です。

Dieselmotorerna har modifierats för att möta de nya utsläppskraven enligt RDE2. Detta har klarats av genom att utveckla och optimera den befintliga SCR-katalysatorn. Optimeringen har också medfört en förbättrad respons från gaspedalen samt en sänkning av både bränsleförbrukning och koldioxidutsläpp enligt tabellen nedan.

(エンジンは、RDE2に準拠した新しい排出要件を満たすように変更されました。これは、既存のSCR触媒を開発および最適化することによって達成されました。以下の表によると、最適化により、アクセルペダルからの応答が改善され、燃料消費量と二酸化炭素排出量の両方が削減されました。)

Mazda CX-5 uppdateras för 2021 | Mazda Motor Sverige

ニュースリリースにある改良前後の燃費とCO2排出量の比較表です。表を見ると最高出力に変更はないですが、燃費もCO2排出量も削減しています。

イタリアの場合

イタリアでもセンターディスプレイの大型化など、改良の基本はスウェーデンと同じです。日本のBlack Tone Editionに相当するモデルは「HOMURA」として発売します。

注目のエンジンは、スウェーデンに投入するものとスペックは同じです。カタログから燃費とCO2排出量の表を引用しました。
マツダ、欧州に改良版SKY-Dを搭載する2021 CX-5を投入

ディーゼルは車種を絞って採用

アメリカからディーゼルエンジンを撤退したことなどにふれた中国新聞の記事では、ヨーロッパについて…。

  • 欧州でもDEを縮小する。今年出すマツダ6の改良車に搭載しない。この2年間でマツダ2とCX―3の搭載車もなくした。
  • マツダの欧州でのDE車の販売割合は35%だった15年度以降に急落し、20年度上半期(4~9月)は8%だった。

とあります。ヨーロッパでは、CX-5を値上げして販売台数を調整するなどCO2排出量に神経を使っており、搭載車を絞って採用しています。

2022年以降に採用を予定する直6ディーゼルエンジンをヨーロッパではどの車に載せるのでしょう? 今のように車種を絞ると開発費をペイできるのか心配になってしまいます。

コメント

  1. 6オーナー より:

    金無いのも解りますし、そんなに簡単に開発が進むものじゃないってことも、解りますけど、一度開発に着手した物はさっさと世に出して欲しいですね。

    開発期間が長くなればなるほど、完成品への期待のハードルも高くなりますし、完成した頃には環境規制などで世界に出回りにくいというデメリットもあると思います。

    ファンなだけに、もっともっと頑張って欲しいです。

  2. 誠一 より:

    マツダ信者の私でも、もうマツダは終わってるのではないかと超心配です。
    もう既にディーゼゼルの市場は日本だけになってるではないですか。Xも含め日本だけでラージをペイするなんて絶対に無理、どうするのか。

    Xに何かしら飛びぬけた商品性を持たせられれば良いのですが。

  3. nobby より:

    アメリカからはディーゼル撤退ですし、ますます規制が厳しい欧州となると、ディーゼル(プラグイン)ハイブリッドが前提になるでしょうね。