マツダは、公式にアメリカ市場でのディーゼルモデル廃止を認めました。Mazda6への搭載はついにかないませんでした。
アメリカ市場でのディーゼルモデル提供中止
“After evaluating consumer demand, Mazda will no longer offer the Skyactiv-D diesel engine in the US market,” a company spokesperson told Roadshow on Thursday. Mazda will continue to offer the diesel engine in other global markets, however.
(「消費者の需要を評価した後、マツダはもはや米国市場でSkyactiv-Dディーゼルエンジンを提供しないだろう」と同社の広報担当者は木曜日にロードショーに語った。ただし、マツダは今後も他のグローバル市場でディーゼルエンジンを提供していきます。)
Mazda’s Skyactiv-D diesel engine is officially dead in the US – Roadshow

北米マツダ、ディーゼルモデルの販売継続を断念?
北米マツダのホームページの「2019 CX-5」と「FUTURE VEHICLES Mazda6」から「SKYACTIV-D」が消えました。ディーゼルエンジンを設定するモデルが無くなりました。
なんてことを書いた次の日には、公式な話が出たんですね。アメリカの環境規制は、なかなか厳し目なので次世代ディーゼルエンジンでリベンジなんてしている余裕はなさそうですが、ローターリーレンジエクステンダー搭載の電気自動車で真骨頂を発揮して欲しいです。
コメント
欧州でも現行のディーゼルエンジンの搭載はドンドン減っていますね。
SKY-D GEN2+MHVの登場を首を長くして待っているのですが、音沙汰無しです。
https://super.asurada.com/cars/mazda/2020/59386/
GEN2を北米へも投入してほしいですね。
北米のディーゼル市場について調べましたが、CX-9よりもはるかに巨大なピックアップトラックが主流で普通サイズの乗用車のディーゼルは市場がまったく無いようです。既にディスコンになっているBMWのディーゼルも広大なアメリカで数百台しか売れなかったようなので、そもそもニーズが無いみたいです。競争相手がいないから売れる訳ではないという苦い教訓ですね。
地域によって随分違うんだなと改めて思いました。ピックアップトラックもアメリカとアジアの一部地域にしかないとか、その地域に見合った市場というのがある訳で、なかなか難しいですね。でも、ディーゼルは大幅な改良を経て、きっと世界に受け入れられる素晴らしいエンジンとして第二世代が登場することでしょう!