マツダ、2020年12月のオーストラリア市場で前年比42.0%増加

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マツダ、2020年12月の豪州市場で前年比42.0%増加

オーストラリアのメディアによると、2020年12月にオーストラリアで販売されたマツダ車は前年比42.0%増となる8,556台でした。

マツダ、2020年12月のオーストラリア市場で前年比42.0%増加

2020年12月のマツダオーストラリア販売実績

During December specifically, Aussie consumers snapped up 95,652 new vehicles. Interestingly, this number is up 13.5 per cent on the same month last year. We guess the devastating bushfires that were ripping through parts of the nation last December might have caused a slump.

(特に12月には、オーストラリアの消費者が95,652台の新車を購入しました。興味深いことに、この数は昨年の同じ月に比べて13.5パーセント増加しています。昨年12月に全国各地で発生した壊滅的な山火事がスランプを引き起こしたのではないかと推測しています。)

Australian vehicle sales for December 2020 (VFACTS) | PerformanceDrive

なるほど、2019年比が大きく改善しているように見えるのは、山火事というマイナス要因があったからかもしれないんですね。それでも、選ばれている事実には変わりないですから…。

さて、マツダオーストラリアは、2020年12月に前年同月比42.0%増の8,556台を販売しました。ブランド順位では、1位のトヨタとの差は大きい(14,914台、約2.7倍)ですが、2位を確保しています。

各車の販売台数については、記事に取り上げている車種と数字しか分からず、全車種を網羅していません。

2020年12月の各車の販売台数は、以下のとおりです。

  • CX-5:2,060台
  • CX-3:1,333台
  • Mazda3:1,319台
  • CX-30:1,033台
  • BT-50:1,024台
  • Mazda6:148台
  • MX-5:41台

BT-50に関しては、このような記事がありました。

Some buyers are choosing to skip the queue by buying the mechanically identical Mazda BT-50; they’re made on the same production line and are twins under the skin but have a unique exterior appearance. Mazda says it does not have the same supply constraints as the Isuzu D-Max.

VFACTS 2020: Isuzu D-Max posts sales record, waiting time still up to six months | CarAdvice

いすゞD-Maxが、売れ過ぎていて納車まで6ヶ月待ちの状態だそうです。そのため、機械的には同一のマツダBT-50を選ぶことで、納車までの待ち時間を回避しようするユーザーがいるそうです。(残念ながら)BT-50の納期は長くないようです。

2020年のマツダオーストラリア

2020年通年では85,640台(前年比12.3%)を販売し、シェア9.3%となりブランド順位では2位でした。2020年のベストセラーTOP10には、21,979台を販売したCX-5がブランド唯一5位にランクインしています。

  • CX-5:21,979台
  • Mazda3:14,663台
  • CX-3:13,953台
  • BT-50:9,588台
  • Mazda6:1,727台
  • MX-5:457台

年間販売台数では、(ランキング形式で紹介されているので)CX-30も見つかりませんでした。

ところで、2020年にオーストラリアで最も売れた10台の内、8台がピックアップトラックやSUVなのですが、残る2台がトヨタ カローラと現代i30なんです。カローラは、ハイブリッド強しということでしょうかね。本来は、ここにMazda3が絡まないといけなんですけど。