マツダが、2021年に発売を予定するアメリカ専用クロスオーバーSUV(CX-X)についてのこれまでの情報から、妄想を更新してみます。
マツダアメリカ専用クロスオーバーSUV
マツダが、アメリカ市場でもっと稼ぐために投入を準備しているアメリカ専用のクロスオーバーSUV。アラバマ州に建設中のトヨタとの合弁工場で年間15万台を生産する計画です(半分の7.5万台をトヨタブランドで販売するとの話もあります)。この車は、仮に「CX-X」と呼ばれているとのことです。
これまでの情報
中国新聞には、CX-Xは、『CX-5級のサイズで郊外で使いやすい機能にしてCX-5との違いを出し新たな顧客を開拓する』と書かれていました。
また、2020年11月に行われた決算説明会では、『米国新工場で生産する新型SUVに、THS(トヨタハイブリッドシステム)を搭載し販売予定』と明らかになっています。
妄想スペックなど
CX-Xは、スモールアキテクチャで作られること、アメリカ専用、THS搭載などから、スペックなどの妄想をアップデートしてみます。
その前に、北米市場に投入されているマツダ車のボディーサイズを復習します。CX-5より少し大きなCX-4も加えておきました。あと、大人気のRAV4jも。
CX-30 | CX-5 | CX-4 | RAV4(2.5L) | |
---|---|---|---|---|
全長 | 4,395mm | 4,540mm | 4,637mm | 4,600mm |
全幅 | 1,795mm | 1,840mm | 1,855mm | 1,855mm |
全高 | 1,540mm | 1,705mm | 1,524mm | 1,685mm |
ホイールベース | 2,655mm | 2,700mm | 2,700mm | 2,690mm |
最低地上高 | 170mm | 210mm | 206mm | 190mm |
そうそう、この車のテスト車両っぽいクルマが目撃されていました。ぱっと見そんなに大きそうには見えないんですけど…。
などなどから、
- ボディーサイズ:4,500〜4,600mm x 1,800〜1,855mm X 1,600〜1,700mm
- 最低地上高:200mm前後
- エンジン:SKY-G 2.5、SKY-G 2.5T、THS Ⅱ(2.5L)、THS Ⅱ Plug-in
SKY-Gを使うなら、エントリーグレードとターボだと思います。さすがにマツダ車だから、THS Ⅱオンリーだとは思えないです(OEMとは違うから)。
発表タイミングは、モーターショー基準なら8月のニューヨークか、9月のデトロイトでしょうけど…リアルワールドで発表できるよう、ワクチン効果でアメリカが平和になればいいですね。
コメント
トヨタのハイブリッドシステムが採用されるCXーX、そのアメリカ工場ではトヨタもSUV車を生産することから、マツダが得意とする混流生産にカンバン方式の部品調達により、かなりコストが抑えられた効率の良い車が出来上がるに違いない事と思います。おそらくトヨタは、アメリカ版カローラクロスが生産されるのではないかと思います。CXーXがカローラクロスや自社ブランドと上手く共存出来る事を切に願っています。