マツダは、後輪駆動車(ラージ商品群)の車体構造に関する特許を出願しています。
特開2020-203554 車両の上部車体構造
本発明の目的は、側面衝突時におけるルーフサイドレールの変位抑制を介してピラーによる車室内への侵入を低減可能な車両の上部車体構造等を提供することである。
説明には、次のようにあります。
以下、図において、矢印F方向を車体前後方向前方とし、矢印L方向を車幅方向左方とし、矢印U方向を車体上下方向上方として説明する。また、この車両Vは、左右対称の構造であるため、以下、特段の説明がない限り、右側部材及び右側部分について主に説明する。
形状からしても、CX−5あたりの後継車に見えてしまうのは、思い込みが強すぎるからでしょうか。
2020年12月24日に公開された特許には、この説明図に類似する図が使われている特許が複数あります。次の2つの特許は上記特許の関連です、
- 特開2020-203555 車両の上部車体構造
本発明の目的は、側面衝突時におけるルーフサイドレールの変位抑制を介してピラーによる車室内への侵入を低減可能な車両の上部車体構造等を提供することである。 - 特開2020-203556 車両の上部車体構造
本発明の目的は、側面衝突時におけるルーフサイドレールの変位抑制を介してピラーによる車室内への侵入を低減可能な車両の上部車体構造等を提供することである。
次の2つの特許の説明には後輪駆動(FR)とは明記されていないのですが、説明図は酷似しています。
特開2020-203508 側部車体構造
本発明の目的は、上側部材とこの上側部材よりも低剛性の下側部材と上側部材に設ける補強部材とを含むピラー部材であって側突時の車室内側への侵入量を小さくでき且つ軽量化できるピラー部材を有する側部車体構造を提供することである。
- 特開2020-203509 側部車体構造
本発明の目的は、上側部材と下側部材とを接合した構造のピラー部材であってドアのインパクトバーとの相対的位置関係を適切に設定したピラー部材を有する側部車体構造を提供することである。
あと3つあります。
特開2020-203557 上部車体構造
本発明の目的は、側面衝突時におけるルーフサイドレールの変位抑制を介してピラーの車室内への侵入を軽減可能な車両の上部車体構造等を提供することである。
- 特開2020-203558 上部車体構造
本発明の目的は、車両走行時の振動を抑制することができる車両の上部車体構造等を提供することである。
特開2020-203601 車両の上部車体構造
側突時にセンタピラー等の第1のピラーに加わる車幅方向内側の荷重による、ルーフレールのルーフレールレインとの接合部における折れを、該ルーフレールの重量の増加を極力抑えつつ、抑制すること。
これらを取り上げたのは、車体右側、リアフェンダーそばにある給油口もどきです。確か、MX-30EVの充電口は、車体右側でしたよね。すると、PHEV用ということでしょうかね。ラージ商品群にはどれもPHEVが設定される流れかな?