マツダ、2020年度省エネ大賞「経済産業大臣賞」などを受賞

マツダは、2020年度省エネ大賞において「自動車塗装におけるCO2とVOCを同時削減するVOC回収技術」が「経済産業大臣賞(省エネ事例部門)」を受賞したと発表しています。

マツダが2020年度省エネ大賞を受賞

2020年度 省エネ大賞(主催:一般財団法人省エネルギーセンター、後援:経済産業省)が本日発表され、マツダ株式会社(以下、マツダ)の「自動車塗装におけるCO2とVOCを同時削減するVOC回収技術」が、最高位である「経済産業大臣賞(省エネ事例部門)」を受賞しました。また、「成果の見える化による事務所ビル空調の省エネ活動推進」が、「省エネルギーセンター会長賞(省エネ事例部門)」を受賞しました。マツダが省エネ大賞を受賞するのは最近10年では2回目です。

MAZDA NEWSROOM2020年度 省エネ大賞「経済産業大臣賞」と「省エネルギーセンター会長賞」を受賞|ニュースリリース


以下、省エネルギーセンターの発表からです。

省エネ大賞の目的

本表彰事業は、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネ取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するものです。この表彰事業では、公開の場での審査発表会や受賞者発表会、さらには全応募事例集や受賞製品概要集などを通じ、情報発信や広報を行うことにより、わが国全体の省エネ意識の拡大、省エネ製品の普及などによる省エネ型社会の構築に寄与することを目的としています。

経済産業大臣賞(産業分野)

テーマ名:自動車塗装におけるCO2とVOCの同時削減を可能としたVOC回収技術
概要:本取り組みは、自動車工場の塗装乾燥工程において、従来の燃焼式排気処理プロセスから、新しいVOC回収処理技術を考案しこれに転換することにより大幅な省エネを達成した省エネ活動である。これまでの方式は塗装排気中に含まれるVOCを800℃のバーナで燃焼することにより処理を行っていたため多くのエネルギーを使用していた。そこで、同社の塗装技術グループでは、これまで業界での常識であった燃焼による処理を抜本的に見直し、ヒートポンプを活用した新しいVOC回収技術開発に取り組んだ。新プロセスは、燃焼処理を持たない、排ガス吸着、分離、循環、処理という一連の処理フローでありこれまでのVOC処理エネルギーの63%を削減することができた。この削減量は電着乾燥工程全体エネルギーの18%にあたり、原油換算390kl/年の省エネとした。

省エネルギーセンター会長賞

テーマ名:成果の見える化による事務所ビル空調の省エネ活動推進
概要:本事例は、事務所ビル空調設備の運営・維持管理を担う社員7名で構成する”まなびサークル”での、各種運用改善により、空調設備のエネルギー消費原単位を改善した事例である。「運用改善による省エネは、効果の絶対量が小さく、比較データの環境要因(気温、稼働日数等)の影響に隠れてしまうため定量評価が難しく、定着化させることができない」という問題を、新たな省エネ成果評価指標を開発することで解決した。具体的な運用改善としては、①AHUの間欠運転による外気負荷低減②季節に応じた循環風量の最適化による外気負荷低減③水噴霧式加湿時の気化熱の積極活用による熱源負荷の低減④日/時間単位での冷温水設定温度の最適化による熱源負荷低減等を実施した。その結果、活動前に比べて7.8%(原油換算81.4kL/年)のエネルギー消費原単位改善を達成した。

表彰式と受賞事例発表会

表彰式
  • 2020年1月27日(水) 10時00分~12時00分
  • 東京ビッグサイト 会議棟 レセプションホールA
受賞事例発表会
  • 2020年1月27日(水) 13時30分~16時45分
  • 東京ビッグサイト 会議棟6階 605・606


日本でも二酸化炭素、二酸化炭素と内燃機関自動車の肩身が狭くなってきたように感じます。どうせなら、燃費基準なんて言わないで、すべての物事を二酸化炭素に置き換えてしまえばいいんじゃないかと思います。

車も生産工程も含めたライフサイクルでの二酸化炭素排出量も加味して課税するようにすれば、いいのではないでしょうかね。