SKYACTIV-Xは、緻密に制御するソフトの改善に力を入れる

SKYACTIV-Xは、緻密に制御するソフトの改善に力を入れる

マツダ副社長藤原氏のインタビュー記事に今後のSKYACTIV-Xの開発について触れている部分がありましたので共有したいと思います。

欧州環境規制の話の中で、SKYACTIV-Xついて藤原副社長は、次のように話しています。

スカイアクティブXは、燃費面や価格面で物足りない印象があります

新しい技術は、簡単に普及モードに入りません。ディーゼルエンジンで普及したコモンレール燃料噴射技術は、20年くらいかかりました。Xのような難しい燃焼技術を量産できるだけでも、良いスタートが切れたと思っています。ここからどう育てていくのかです。

エンジンとしての基本骨格はほぼできあがっており、今後はハード側に大きな変更はありません。一方であれだけの燃焼を制御する因子は、たくさんあるわけです。今後はそれらの因子を緻密に制御するソフトの改善に力を入れます。

毎年実施することはないにせよ、『SPIRIT 1.X』でのアップデートが続くかもしれませんね。高価なセンサー類のコストが量産化で下がってくることを期待したいです。

今後、欧州環境規制に達する水準までスカイアクティブX搭載車両のCO2排出量を下げられますか

(20年の規制値である)NEDCモードで95g/kmに達成しろという意味であれば、達成できますよ。21年からWLTCモードになり厳しくなりますが、それにも適合できるかもしれません。ただし、今見据えているのは、25年以降のさらに厳しくなった後のことです。X単体での規制適合は難しくなるでしょう。さらに30年にはぐんと厳しくなります。

Xで規制適合することは目的ではなく、できる限り下げておけば十分だと考えています。コストとのバランスが重要ですから。(規制適合という点では)PHEVのように40g/km台や30g/km台にできる車両のほうが向いています。

「X」の次世代、ガソリンエンジンとしての第3世代は、2025年以降に登場の予定です。


EV時代に「どこで雇用を生むのですか」 マツダ藤原副社長(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)

中国新聞によると、マツダは、第2世代SKYACTIV-Dを2021年以降に市場投入し、次世代SKYACTIV-X(第3世代SKY-G相当)を2025年をめどに投入するそうです。
Automotive News Europeにマツダ丸本社長のインタビューが掲載されています。ヨーロッパにおける二酸化炭素排出量削減減策と今後のエンジン戦略について色々と書かれています。

コメント

  1. jomon より:

    欧州で小型車のディーゼルが壊滅なのが辛いですね。

    来週には改良CX-5の発表で、ディーゼルGEN2の仕様が公開されますかね、、
    48VのM-HVは、欧州向けだけに搭載ですかね。