マツダの「寒冷地仕様」を再確認(2020年版)

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新世代商品群の第3弾である新型コンパクトSUV「MX-30」が発売されましたので、マツダ車の「寒冷地仕様」を再確認してみます。

マツダは、「寒冷地仕様を特に設定しておりません。全車寒冷地を考慮した仕様となっております。」という立場です。これは、MX-30も同様です。AWD専用装備があり、これが事実上の「寒冷地仕様」となっていると思います。

マツダ車の寒冷地仕様装備一覧

スペック表と取扱説明書から装備の有無を判断しています。

マツダ車の寒冷地仕様一覧(2020年版)
装備 CX-8 CX-5 Mazda6 Mazda3 CX-30 MX-30 CX-3 Mazda2
ヒーター付きドアミラー 25S以外 標準 標準 AWDのみ AWDのみ ベーシック AWDのみ AWDのみ
リアヒーターダクト 3ゾーン対応 リアベンチレーター リアベンチレーター 標準 リアベンチレーター 標準? 標準 標準
ワイパーデアイサー AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ
リアフォグランプ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ
ヘッドランプウォッシャー AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ
シートヒーター FR 25S以外 プロアク以上 プロアク以上 プロアク以上 プロアク以上 ユーティリティ プロアク以上 プロアク以上
RR 25S以外 Lパケ以上 Lパケ以上
ステアリングヒーター 25S以外 プロアク以上 プロアク以上 プロアク以上 プロアク以上 ユーティリティ プロアク以上 Sパケ以上

MX-30でいわゆる「寒冷地仕様」をしっかり装備しようとすると、ユーティリティパッケージは必須になります。

2019年11月にチェックしたときと、どの車種もそれぞれの装備が設定されるグレードの範囲はほとんどど変わっていません。相変わらずCX-8が謎仕様のままで、国内旗艦車らしさが足りていませんが、これで満足しているんですよね、マツダは…(ため息)。

ワイパーデアイサーやリアベンチレーターの愚痴は、どうせ何も変わらないので、飲み込んでおきます。