[特許]マツダ、SPCCI式エンジンのタコメーターに関する特許を出願

マツダは、SPCCI式エンジンのタコメーターに関する特許を出願しています。

特開2020-179801 車両の表示装置

実際のエンジン回転数を応答よく回転数メータに表示させるようにしつつ、リーン空燃比で運転されているときに回転数メータに表示されるエンジン回転数が不必要に変動されてしまう事態を防止あるいは抑制する。

エンジン回転数を検出する回転数センサS1およびエンジン回転数を表示する回転数メータ2を有する。コントローラUによって、エンジンの運転状態に基づいて、エンジンに供給される混合気の空燃比が、理論空燃比以下のリッチ空燃比と理論空燃比よりも大きいリーン空燃比とで切換えられる。コントローラUは、回転数センサS1により検出されたエンジン回転数をなまし処理して、なまし処理後のエンジン回転数を回転数メータ2に表示させる。エンジンがリーン空燃比で運転されているときはリッチ空燃比で運転されている場合に比して、なまし度合いが大きくされる。

リーン空燃比で運転する場合、特に自己着火を行うために極端にリーンな空燃比で運転を行う場合、燃料噴射弁からの燃料噴射量が極めて少量となる。そして、少量の燃料噴射量を精度よく制御することが事実上難しいことから(燃料噴射弁に付与される噴射パルス幅信号に対して実際にエンジンに噴射される燃料噴射量のリニアリティが悪い低噴射パルス幅付近を使用するため、精度よく制御できない)、エンジン回転数の変動が大きくなる。すなわち、エンジンをリーン空燃比で運転しているときには、運転者がアクセル開度を一定に維持しているつもりでも、燃料噴射量の微妙な変動によって、エンジン回転数がかなり大きく変動することになる(例えば60〜80rpm程度の変動)

マツダ、SPCCI式エンジンの回転計に関する特許を出願

マツダ、SPCCI式エンジンの回転計に関する特許を出願

特開2020-179801 | 知財ポータル「IP Force」(車両の表示装置)

「SPCCI式エンジンだとこういう事が起きるんだ」という事が分かってためになったというか…。

ところで、説明に使われている「なまし」ですが、普通に意味がとおっているのでしょうか? これをググっても適切な答えを得るのは難しいと思います。

「焼きなまし」のなましが近いのかなぁ、と思うのですが、半ば、業界用語のような…グラフを見ると言いたいことは理解できると思います。

 

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コメント

  1. HAMA より:

    いつも貴重な情報有難うございます。特に特許は曖昧さが無い分、良い情報と言えますので。ところで、本件の中に「エンジン10は、適宜一部の気筒(実施形態では2気筒)を休止させて、残りの気筒(2気筒)のみによる減筒運転を行うことが可能とされている」とあります。Sky-Xでの気筒休止はまだ無いし、ソフトで対応できると思いますので近い将来には導入されるのでしょうかね?(SPIRIT1.2とか)