マツダは、FR車をベースとする四輪駆動車の変速機と制御に関する特許を出願しています。
特開2020-175759 変速操作装置の組立方法及び変速操作装置
本発明は、車両に設けられる手動変速機の変速操作を行うための変速操作装置の組立方法及び変速操作装置に関する技術分野に属する。
その目的とするところは、車室内空間を出来る限り大きくすることが可能でかつ車体のフロアトンネル部の強度及び剛性の低下を抑制可能な、変速操作装置の組立方法及び変速操作装置を提供することにある。
図1は、本発明の実施形態に係る変速操作装置1を、車両のフロアパネル2(車体)のフロアトンネル部2aの下側(トンネル空間)に組み付けられた駆動アセンブリ10と共に示す。本実施形態では、上記車両は、FR車をベースとする四輪駆動車である。
特開2020-175837 車両システム
本発明は、動力源のトルクを前輪と後輪とに配分するよう構成された車両の姿勢を制御する車両システムに関する。
ステアリングホイールの切り戻し操作時において、前輪と後輪とのトルク配分比を制御することで、車両のオーバーステア傾向を適切に抑制することができる車両システムを提供することを目的とする。
図1に示すように、車両1においては、操舵輪且つ補助駆動輪である左右の前輪2aが車体前部に設けられ、主駆動輪である左右の後輪2bが車体後部に設けられている。これら車両1の前輪2a及び後輪2bは、車体に対してサスペンション3により夫々支持されている。また、車両1の車体前部には、主として後輪2bを駆動する動力源(原動機)であるエンジン4が搭載されている。本実施形態においては、エンジン4は、ガソリンエンジンであるが、動力源としてディーゼルエンジンなどの内燃機関や、電力により駆動されるモータを使用してもよい。また、車両1は、フロントエンジン・リアドライブ方式(FR方式)をベースとした四輪駆動車である。具体的には、車両1は、エンジン4に連結されてエンジン出力を車輪に伝達するトランスミッション5aを備えており、このトランスミッション5aからはプロペラシャフト5bが延びており、このプロペラシャフト5bはディファレンシャルギア5cなどを介して後輪2bに連結されている。一方、前輪2aは、トランスファー5d及び電磁カップリング5eを介してプロペラシャフト5bに接続されている。より具体的には、前輪2aとプロペラシャフト5bとは、これらトランスファー5d及び電磁カップリング5eに加えて、駆動伝達シャフト5f及びディファレンシャルギア5jを介して連結されている。
FR車をベースとしたAWD車の特許とか…いいっすねぇ〜 「i-ACTIV AWD」がどのように進化するのか楽しみです。AWDは悪路走破性を高めるものではなく、すべての領域での走行性能を高めるもの…のはずなので、もっと普及してもいいのにといつも思っています(サードパーティの認識も変わってほしいし)。
コメント
CXー3ニューカー速報プラス号だったでしょうか、インタビューで、マツダの四輪駆動は将来的には、FF車と同等の燃費にすると言ってたと思います。スカイXを搭載した四駆が環境に優しい、しかも低燃費だったらこれ程の理想的な車は無いでしょう。マツダさん、待っています。