マツダ、「マツダサステナビリティレポート2020」 および「アニュアルレポート2020」を発行

マツダは、CSRの取り組みをまとめた「マツダサステナビリティレポート2020」と、経営・財務情報をまとめた「アニュアルレポート2020」を発行しています。どちらもPDFファイルで入手できます。

アニュアルレポート2020

自分にとって読んでいて面白いアニュアルレポートの方から気になった点をいくつかピックアップしてみます。

以前のアニュアルレポートでは、今後の開発方針のような文言を拾い上げることもできたのですが、今回はそのような文言を見つけることはできませんでした。

モデルタイプ別販売比率

グローバルで見た場合、乗用車とクロスオーバーSUVの比率は、48:52とクロスオーバーSUVが多くなっています。
マツダ、「アニュアルレポート2020」などを発行
これを地域別で見ると、

  • 日本=64:36
  • 北米=31:69
  • 欧州=40:60
  • 中国=63:37
  • その他=55:45

となっています。日本や中国、東南アジアやオーストラリなどは乗用車が多くなています。欧米はがっつりクロスオーバーSUVが多くなっています。グローバルでクロスオーバーSUV優勢かな?と思っていますが、マツダにとっては、おおよそ半々というのが現状です。

マツダにとっての最大市場である北米市場が、クロスオーバーSUVが圧倒的に多いので、今後登場するラージ商品群の車体が大型化して…のような懸念は…どうなのでしょう? 北米専用車(CX-X)があるにはありますが…。

「Mazda Co-Pilot Concept」は2025年までに標準化

マツダが、自動運転技術を活用した「Mazda Co-Pilot Concept」の採用を2020年あたりから順次行うような話をしていたような記憶があるあのですが、もしかしたらスタートは少し遅れているのかもしれませんね。

標準化を目指すスケジュール、2025年は維持されているので登場を楽しみに待ちたいと思います。できれば、人間が意図的に暴走しようとしても全力で阻止するくらいのコ・パイロットであって欲しいです。

これからのパワートレイン

2030年時点でマツダが生産するすべての車に電動化技術を採用する、という話。e-SKY Gは既出でe-SKY Dの特許もちらほら出てきており、e-SKY(EV)も発売済みなので、残るe-SKY Rが市場投入されれば当面の「駒」は揃うように思えます。「10年後は、どうなるんだろう?」なんて思っていたのですが、傍から見ると楽観視できるのかなぁ、と。

雑感

SKY-Xを主力に…と思っていたのですが、電気自動車でもマツダらしを十分発揮できるのであれば、ロータリーエンジンを発電機として組み合わせるハイブリッドを主力にする方が、案外低コストに二酸化炭素排出量削減ができるのではないかと思い始めてます。

マツダブランドの柱は、「魂動デザイン」と「ロータリーエンジンのような唯一無二の技術」だろうし。


MAZDA NEWSROOM「マツダサステナビリティレポート2020」および「アニュアルレポート2020」を発行|ニュースリリース

マツダMX-30オンライン発表会でのプレゼンテーションでマツダ丸本社長が、ロータリーエンジンを発電機として使用する車を2022年前半から導入すると明言しました。