J.D. Powerは、2020年米国自動車商品魅力度(APEAL)の調査結果を発表しています。前年と比較するとマツダの向上幅がもっとも大きかったとのことです。
J.D. Power、2020年米国自動車商品魅力度(APEAL)を発表
2020年米国自動車商品魅力度(APEAL)調査
APEALは、所有権の90日後に彼らの新しい車両と彼らの経験の新しい車両所有者の評価を調べます。研究データは、デザイン、パフォーマンス、安全性、使いやすさ、快適性、知覚品質、およびその他の要因の経験に関する洞察を提供します。
今回の調査は、2020年2月から5月にかけて実施され、新しい2020年モデルの車両の所有者87,282人からの回答に基づいています。
APEALは、10の経験グループの40以上の車両属性に基づいています。
- Walking up to your vehicle(車まで歩く)
- Setting up and starting your vehicle(車両のセットアップと始動)
- Getting in and out of the vehicle(車の乗り降り)
- Your vehicle’s interior(あなたの車のインテリア)
- Your vehicle’s powertrain(あなたの車のパワートレイン)
- Your vehicle’s driving feel(あなたの車の運転感)
- Your vehicle keeping you safe(安全を保つ車)
- Using the infotainment system(インフォテインメントシステムの使用)
- Your vehicle’s driving comfort(あなたの車の運転の快適さ)
- Fuel usage(燃料使用量)
ブランド別評価
マツダは、昨年810(1,000ポイントスケール、以下ポイント)で、マスマーケットでの順位も下から数えたほうが早い位置についていたのが、今年は844(昨年比+34)ポイントとかなり評価が高まっています。
セグメント別評価
マスマーケットのセグメント別トップ3に、スモールSUVでCX-30(3位)、コンパクトSUVでCX-5(1位タイ)がそれぞれ選ばれています。残念ながら乗用車系では選ばれませんでした。
2020 Automotive Performance, Execution and Layout (APEAL) Study | J.D. Power
こう言ってはなんですが、CX-30がアメリカで高評価を受けるのは予想外でした。CAR and DRIVERはともかく、あまり相性が良くないと思っているJ.D. Powerの評価でも高評価なのは嬉しいです。