マツダは、2020年6月24日に第154回定時株主総会を開催しました。株主80人が出席して27分という短時間で終了しています。
マツダ、第154回定時株主総会を開催。配当は前年並み、先行き不透明、中期計画見直し
配当は前年並み、先行き不透明、中期計画見直し
マツダ第154回定時株主総会は、マツダ本社講堂で行われましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため株主には「極力、書面又はインターネットにより事前に議決権を行使」するように案内されたこともあり、80人が出席し27分で終了したということです。
各記事から株主総会の様子を見てみる
- 丸本明社長は、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に落ち込んだ自動車需要の回復について「極めて不透明」との見方を示した
- 2025年3月期に世界販売180万台を目指す中期経営計画を見直す方針
- 「新たな経済危機が来ても事業として存続し、持続的に成長できるよう危機管理体制を高め、盤石なビジネス構造を構築していく」と決意を示した
- 昨年度の純利益がおよそ81%減の121億円
- 前年度と同じ1株あたり35円の年間配当
- 今後の業績見通しなどに関しては8月以降行われる予定の今年度の第一四半期の決算発表で明らかにする
株主からは、車の名前に「マツダ」をつけるブランド戦略について質問が出されました。
藤原清志副社長は、「世界で情報が飛び交う今、全地域でマツダを共有化し、継続することで価値を提供したい」と答えました。
第154回定時株主総会資料
総会の議案や事業報告、連結・単体計算書類は公開[PDF]されています。