マツダは、SI燃焼とSPCCI燃焼とを併用するガソリンエンジンの燃焼室構造に関する特許を出願しています。
特開2020-84789 エンジンの燃焼室構造
本発明の目的は、SPCCI燃焼を行う幾何学的圧縮比が15以上の高圧縮比エンジンにおいて、スワール流を圧縮行程後期まで維持できるエンジンの燃焼室構造を提供すること、並びに、SI燃焼とSPCCI燃焼とを併用する同エンジンにおいて、タンブル流及びスワール流の双方を圧縮行程後期まで維持することができるエンジンの燃焼室構造を提供することにある。
この他に6件の関連特許を出願しています。
- 特開2020-84790 エンジンの燃焼室構造
SPCCI燃焼におけるスワール流を圧縮行程の後期まで維持することで、高い燃焼効率を実現することができるエンジンの燃焼室構造を提供する。 - 特開2020-84791 エンジンの燃焼室構造
SPCCI燃焼におけるスワール流を圧縮行程の後期まで維持することで、高い燃焼効率を実現することができるエンジンの燃焼室構造を提供する。 - 特開2020-84792 エンジンの燃焼室構造
SI燃焼とSPCCI燃焼とを併用する同エンジンにおいて、タンブル流及びスワール流の双方を圧縮行程後期まで維持する。 - 特開2020-84793 エンジンの燃焼室構造
SPCCI燃焼におけるスワール流を圧縮行程の後期まで維持することで、高い燃焼効率を実現することができるエンジンの燃焼室構造を提供する。 - 特開2020-84796 エンジンの燃焼室構造
SI燃焼とSPCCI燃焼とを併用する同エンジンにおいて、タンブル流及びスワール流の双方を圧縮行程後期まで維持する。 - 特開2020-84797 エンジンの燃焼室構造
SI燃焼とSPCCI燃焼とを併用する同エンジンにおいて、タンブル流及びスワール流の双方を圧縮行程後期まで維持する。
今後数年間は、SKYACTIV-Xがマツダを支えるエンジンになるのでどんどん改良を加える必要もあるのでしょうし…コスト低減もお願いしたいところです。
自動車用ピストンを製造するコルベンシュミットは、SKYACTIV-X用ピストンを生産するラインを新設し量産を始めています。