マツダは、2020年6月からの生産拠点の操業予定などを案内しています。国内全てとメキシコ工場では休止はありません。
マツダ、6月からの操業予定を案内、国内では休止なし
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う生産調整について(2020年5月20日時点)
今年1月以降、多くの国において外出規制や経済活動の制限などの新型コロナウイルス感染拡大防止策が講じられ、世界中の人々による自主的な行動規制、および医療従事者をはじめ生活と健康を支える多くの方による献身的な活動が行われてきました。昨今では北米や欧州を中心に規制や制限も緩和されつつあり、経済活動についても、一部の制限や条件は残るものの、再開する動きが出てきています。
これらの規制緩和や経済活動の再開に合わせて、マツダの販売店においては、それらの国・地域において、制限や条件を守りながら段階的に営業を再開しています。また、一時的にデリバリーを止めていた在庫(工場、洋上、港頭、販売店)を適切に管理しながら、需要に合わせて車両の供給を始めるとともに、生産量を順次増加 させています。これらにより、6月の生産は、日本の全工場(宇品第1工場、宇品第2工場、防府第1工場、防府第2工場)で休止なし、全日昼勤のみの操業を計画しています。メキシコの「Mazda de Mexico Vehicle Operation」は、4月から5月にかけて操業を休止していましたが、6月より再開します。主要生産拠点のある日本、メキシコ、タイにおける6月の生産計画台数の合計は、5月と比較して2倍以上を想定しています。
このように復調の方向に推移していますが、生産調整以前の水準には至っていないため、3月下旬から行っている生産調整については、6月も引き続き実施します。世界の市場が元の状態に戻るまでは、しばらくの時間を要すると考えますが、マツダ車の購入を検討されるお客さまの要望に確実に応えられるよう、今後も新型コロナウイルス感染拡大防止を行いながら、慎重に事業を進めてまいります。
なお、ご協力いただいている地元のお取引先さまへの取り組みとして、当社の生産調整による影響を最小限にするために、雇用維持や資金繰りなどの協議を継続してまいります。また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、日々最前線で尽力されている医療関係の皆さまなどへの支援活動、当社従業員の通勤時における公共交通機関の利用抑制などに継続して取り組んでまいります。
各生産拠点の予定
- 国内全工場(宇品第1工場、宇品第2工場、防府第1工場、防府第2工場)/ 休止:なし
※稼働している日はすべて昼勤のみ - メキシコ工場(MMVO)/ 休止なし
- タイ工場/ 休止:12日間
※操業休止予定日は発表時点のものであり、今後の状況によって変更する可能性があり


