中国新聞によると、マツダは、第2世代SKYACTIV-Dを2021年以降に市場投入し、次世代SKYACTIV-X(第3世代SKY-G相当)を2025年をめどに投入するそうです。
マツダ、第2世代SKY-Dを2021年以降に投入、次期SKY-Xは2025年
第2世代ディーゼルエンジンは2021年、第3世代ガソリンエンジンは2025年
マツダは燃費性能を高めた新型ディーゼルエンジン(DE)を、2021年以降に導入する。昨年出したガソリンエンジン(GE)の「スカイアクティブ―X」を上回る低燃費となる見通し。強みがある内燃機関に磨きをかけ、販売増を図る。
記事をまとめると、次のようになります。
- 新型ディーゼルエンジンは、ピストンの抵抗を少なくして燃費を向上
- 大型の直列6気筒ディーゼルエンジンを2022年以降に「ラージ商品群」に搭載
- 2025年をめどに第3世代となるガソリンエンジンを投入
- 第3世代ガソリンエンジンは、断熱性を高め新型ディーゼルエンジンを上回る燃費を狙う(まじ?)
- 家庭で充電できる技術(PHEV)を組合わせていく
ほぼ、これまで流れている情報に沿った形ですね。

マツダ、ラージ商品群に直6エンジンを採用するなどの特長を明らかに
マツダは、2019年5月9日に行われた「2019年3月期 決算説明会」の中で、ラージ商品群に直列6気筒エンジンを採用するなどの特長の一部を明らかにしました。

マツダ「エンジンを7、8年のサイクルで進化させる」
中国新聞によると、マツダは更に燃費を改善したSKYACTIV-Xの次のエンジンを2025年ごろまでに完成させる方針だそうです。
次世代技術コミュニケーション&導入プラン
新型ディーゼルエンジン、SKYACTIV-D GEN2については、2019年時点でこんな話もあります。この後、ラージ商品群の投入が1年遅れることになりました。
これまでの関連する記事を列挙します。

マツダの今後のエンジン戦略、SKYACTIV-Xを中心に展開
Automotive News Europeにマツダ丸本社長のインタビューが掲載されています。ヨーロッパにおける二酸化炭素排出量削減減策と今後のエンジン戦略について色々と書かれています。

マツダ、「SKY-Xよりさらに熱効率30%向上を目指す」
CarAdviceが、マツダのパワートレイン開発担当廣瀬氏から次世代エンジン開発について話を聞いています。

マツダの次期主力エンジンSKYACTIV-Xのあれこれ
日経新聞に2019年に量産が始まるマツダのSKYACTIV-Xに関してまとめのような記事があります。色々と整理するには良いかもです。

マツダ、第3世代SKYACTIVでは熱効率56%を実現する
マツダ人見氏は、オートモーティブワールド2018の講演で第3世代のSKYACTIVについてほんの少しだけ触れていました。
このロードマップのゴールにずいぶんと近づいてきました。ガソリンエンジンは、次がゴールですよね…。
コメント
ハイブリッド無しの40km/LのスカイX、1.5L並のパワーで排気量は1.3Lで出てこないかな!Mハイブリッドを加えると45km/Lとついにハイブリッド・プリウスを凌駕してしまうのか‼︎ ディーゼルも1.5Lで40km/L超えを達成し、40km/Lコンビで世界市場を圧倒する。 とかならないかな(妄想・笑)
SKY-D GEN2の2021年早々の登場と、MHV化に期待ですね。
SKY-G GEN2は、過給無しのNAで実現してほしいですね。
PHV化すれば、エンジンは低出力でも良いですからね。