マツダの説明下手が自らの首を絞めている

東洋経済オンラインにマツダ丸本社長のインタビューが載っています。アメリカでの販売や今後の売り方について話しています。

マツダの説明が正しく伝わっていない

マツダプレミアム

「マツダプレミアム」とだけ聞いたら、マツダにあまり関心のない人は、マツダが「高級路線」を目指しているんだと思っても当然だと思います。マツダに関心がある人でも「プレミアム」という単語を見ると「真意を測りかねる」ところではあります。

──これまで「マツダプレミアム」という言葉でブランド像を語ってきましたが、消費者には正しく伝わっていないように思います

「マツダプレミアム」というフレーズを使い始めたのは2代前の山内(孝)社長時代の2010年ぐらいから。顧客との絆を深め、「特別なつながり」を持ったブランドになりたいという思いが込められている。その意図がうまく伝わらず、「プレミアム=高い価格づけ」と誤解された。山内の当時の考え方を変えるつもりはないが、少し補足させてもらうとすれば、顧客だけでなく、一緒にビジネスをしているサプライヤーや販売会社とも、もっと絆を深めたい。

マツダ社長「クルマの売り方を180度変える」 | 週刊東洋経済(ビジネス) | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

マツダ車の価値

アメリカでのMazda3の販売不振こそ、「説明下手」の結果かもしれないです。

──新型マツダ3は主力市場のアメリカで量販価格帯の販売が苦戦しました。反省点はありますか

マツダ3は2019年から投入を始めた新世代車種の第1弾として、商品価値を引き上げた。その価値を販売店を通じてお客様に伝えるところがまだ十分ではない。車の出来には自信があるので、訴求をしっかりやっていく。

こちらは、オーストラリアでの話です。これまで長らくオーストラリアではトップの売上を記録していたMazda3がBP系になると10番目に落ちてしまっているという記事です。その記事の最後に次のマツダの中の人の言葉があります。

「顧客が新しいモデルの価値をよく理解していたなら、問題はなかっただろう。しかし、私たちの問題は、このモデルの価値を伝えることに成功しなかったことでした。それを改善する必要があります。」

From first place to 10th: What’s going on wih the Mazda 3? – Car News | CarsGuide

こんなことととか?

決算資料には将来の「ありたい姿」という文字を見かけることがありますが、分かりやすく説明している何かを見かけたことがありません。「マツダプレミアム」についても同様。インタビューで会社トップが話しますが、自分たちが持つメディアでユーザーに話しかけることはしていません。

コミュニケーション不足(?)ですかね。車を作ったら割と作りっぱなしで、しつこく良さをアピールしていないように感じます。SKY-Xなんてディーラーでは、半ば説明を諦めているフシさえありますしね。

マツダが目指す「人馬一体」はこういうことを懇切丁寧に説明して欲しいです。それが分かればエンジンやプラットフォームがこうなっている、ということをもっと理解しやすいはずです。それがぼやっとしている中でマツダが「この仕様(セッティング)良いからこれを受け入れなさい」とだけ伝わったところで、ユーザーは自分たちの価値観と合わないものを鵜呑みにはしないでしょう。

憶測で話す部分が多すぎます…(ブーイング)。

オーストラリアメディアが、マツダCX-30のチーフデザイナー柳澤氏にブランドと価格に関してインタビューしています。
ラスベガスで行われた円卓会議のもようを伝える記事によると、マツダは、マツダ流のプレミアム感を出そうとしているらしいです。
 

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コメント

  1. ヒーユンジ より:

    そうですね!確かに説明不足の所があるかもしれません。私のようにマツダの情報を毎日待っているような人は そんなに居ないしカー雑誌のみならず経済誌やその他のメディアの情報を事細かに見る人もわずかしか居ない為、マツダプレミアムが高級を目指すものではないと理解している人もそんなに居ないと思う事から、今後マツダのCMは、zoomzoomを繰り返しやってきたように、”マツダプレミアム”とあえて消費者に押し出して、その説明をしながら”人馬一体”と各車種をアピールする内容にすれば良いような気がします。