マツダは、変速段がさらに多段化した場合にあっても、装置の大型化及び製造コストの上昇を抑制することができる自動変速機の特許を取得しています。
特許6610570 自動変速機
さらなる変速段の多段化を図ろうとしたときに装置の大型化及び製造コストの上昇を抑制することが困難となる。即ち、さらなる変速段の多段化を図ろうとする場合には、プラネタリギヤセットの構成数の増加に伴い、クラッチやブレーキの摩擦締結要素の構成数も増加することになるが、従来技術では、当該摩擦締結要素が増加した分だけ装置が大型化し、製造コストも上昇することになることが考えられる。
本発明は、上記のような問題の解決を図ろうとなされたものであって、変速段がさらに多段化した場合にあっても、装置の大型化及び製造コストの上昇を抑制することができる自動変速機を提供することを目的とする。
これまでは8速を想定したオートマチックトランスミッションの特許でしたが、それ以上の多段化(9速、10速)を見越した構造になっているようです。
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