マツダは、本社工場にあるSKYACTIV-Xの生産ラインを報道陣に公開しています。現在は一日あたり300基を生産しています。
SKYACTIV-Xは混流生産で組み立て
マツダは13日、本社工場(広島市、広島県府中町)で、新型エンジン「スカイアクティブX」の生産ラインを報道陣に公開した。来月から順次、搭載車両を発売する。同社は今年から、基本性能を大幅に向上させた新世代商品群を投入しており、「X」はそれを象徴する存在だ。
記事によると、
- SKY-Xを組み立てるラインでは、SKY-Gとさらに前の世代の計3種類のエンジンを生産している
- SKY-X前世代よりも組み立てに30分長くかかる
- 工作機械にセンサーを取り付け絶えず監視して製造過程の精度低下を防いでいる
- 最終工程でエンジンを回して480項目をチェックしている
とのことです。また、レスポンスの記事「マツダ 菖蒲田専務「欧州では受注の6割を占めており日本でも期待」…新エンジンSKYACTIV-Xの生産ラインを初公開」では、
- ピストン上死点でのポジションを全量検査している
- 生産量は、300基/日で、日本向けの発売で増産を予定している
と書かれています。
なるほど、それで昨日の動画に繋がるのですね。記事では、欧州ではMazda3の約六割、CX-30の約四割のユーザーがSKY-Xを選択していることを引き合いに出して、マツダは、日本でもたくさんの支持を得られると考えているようです。実際、先行予約の数も手元にあるでしょうから、数字に裏付けされた発言なのかもしれません。