マツダは、ホイールのリムの内周側空間にインホイールモータを備えた駆動装置に関する特許を出願しています。
特開2019-194052 インホイールモータ駆動装置
【課題】コンパクト性と冷却性能とを両立することができるインホイールモータ駆動装置を提供する。
本発明の目的は、コンパクト性と冷却性能とを両立可能なインホイールモータ駆動装置等を提供することである。
本実施例の車両Vは、インホイールモータ駆動装置Dが搭載されたハイブリッド自動車である。インホイールモータ駆動装置Dの説明に当り、車両Vの前提構造について説明する。この車両Vは、車体前部に内燃機関であるエンジン3が搭載され、主駆動輪である左右1対の後輪2を駆動するFR(Front engine Rear drive)車である。
主駆動モータ4は、例えば、48Vで駆動される25kWの永久磁石同期モータ(PMモータ)によって構成され、48Vのバッテリ8(例えば、3.5kWhのリチウムイオンバッテリ等)の電流を変換するインバータ7から交流電流が供給されている。
他にも4件の類似特許を出願しています。
- 特開2019-194053 インホイールモータ駆動装置
【課題】給電線の信頼性と車両の操縦性とを両立することができるインホイールモータ駆動装置を提供する。 - 特開2019-194054 インホイールモータ駆動装置
【課題】コンパクト性と冷却性能とを両立することができるインホイールモータ駆動装置を提供する。 - 特開2019-194055 インホイールモータ駆動装置
【課題】三相誘導モータの冷却性能を向上することができるインホイールモータ駆動装置を提供する。 - 特開2019-194056 インホイールモータ駆動装置
課題】三相誘導モータの出力性能と冷却性能とを両立することができるインホイールモータ駆動装置を提供する。
2019年9月にもインホイールモーターを使った特許を出願しています。このときの特許も今回も駆動輪は2つだけですね。