藤原大明神こと、マツダ副社長である藤原氏が、日本でのSKYACTIV-X搭載車の発売が遅れた理由を分かりやすく説明しています。
日本向けはレギュラーでもハイオクでもOK
まずは、「真相」を話している分です。
SPCCIエンジンには、シリンダー内の圧力を計測するセンサーが付いています。それを使ってモニタリングしながら制御を変えれば、お客様がレギュラーを入れても、ハイオクを入れても、最高の性能を出すことができる。その対策に2カ月かかったんです。それがスカイアクティブX搭載車の発売が遅れた真相です。
で! 藤原氏の話をざざっとまとめると…。
- 国内向けSKYACTIV-Xは、レギュラー仕様でピストン形状も、圧縮比も日本仕様で作り込んでいた
- 「X」は、ノッキングさせながら走っているようなものだから、ノッキングしやすいレギュラーの方が合っている
- レギュラー仕様の「X」にハイオクを入れてもハイオク本来の性能は出ない
- そこで、レギュラーでもハイオクでも性能が出るように対策する必要があった
SKYACTIV-Xに使う燃料は、「レギュラーでハイオクでも」という点が大事で、ハイオク指定ではなく、ハイオク推奨です。ハイオクを使えるようにしたので、結果的には、「ハイオクの方がトルクが出ます。馬力も出ます。」となりました。
そして、この話題の最後に藤原氏は、
何か問題を起こしたんじゃないか。だから遅れたんじゃないかとか言う人もおられますが、決してそうではないので(苦笑)。
と言っています。すみません、私もそうかも知れないと思ったクチです。
コメント
スカイXのGとD(6気筒)搭載車は、やはりmazda6になるのではないかと妄想しています。何故なら現行mazda6が異例にも息の長いモデルになってしまっているということ!車種を増やす余裕がなく、mazda3がある程度のセダンの需要を満たしているということ‼︎SUV車が充実したバリエーションを揃えてる!!!後はやはり待ち遠しいのが次期mazda2、スカイXの1.5Lを載せた低燃費車がマツダの将来を左右することが考えられる為、その登場に期待してやまない。