日刊工業新聞が伝えた、マツダのEVと車体を共用するエンジン車がどうなるのかとても気になります。MX-30はほぼCX-30と同じボディーサイズですから…。
EVと車体を共用するエンジン車
レンジエクステンダー仕様は延期するもエンジン車は2020年投入
日刊工業新聞の記事から該当の部分のみを引用すると、
一方でレンジエクステンダーを使わない純粋なEVや、同じスポーツ多目的車(SUV)の車体を使ったエンジン車は、予定通り20年の発売を目指す。
この記事は、レンジエクステンダーEVの投入は少なくと一年先送りにする一方で…と言う内容です。純粋なEVとなるMX-30は東京モーターショーで発表になりました。欧州ではすでに予約も始まり2020年後半にはデリバリーも始まる予定です。
で、発電用のロータリーエンジンを搭載したモデルは、もしかすると2019年11月に開催されるロサンゼルスモーターショー(LAオートショー)で発表されるかもしれないと報じる海外メディアもあります。
ボディーサイズがほぼ同じですみ分け可能?
今さらですが、CX-3からCX-5までのマツダのクロスオーバーSUVのボディーサイズを比較すると、以下の通り。
CX-3 | MX-30 | CX-30 | CX-5 | |
---|---|---|---|---|
全長 | 4,275mm | 4,395mm | 4,395mm | 4,540mm |
全幅 | 1,765mm | 1,795mm | 1,795mm | 1,840mm |
全高 | 1,550mm | 1,570mm | 1,540mm | 1,705mm |
ホイールベース | 2,575mm | 2,655mm | 2,655mm | 2,700mm |
最低地上高 | 160mm | – | 170mm | 210mm |
CX-30とMX-30は、全高とおそらく最低地上高が異なるだけで同じ数字です。MX-30が観音開きでリアシートへのアクセスにひと手間必要な点やデザインの方向性が異なっている点など違いはあれど、これで従来のガソリンとディーゼルエンジンを載せたMX-30のバリエーションが出てきたらどうなるのでしょう。
「電気自動車が、Cセグになる」まではまだ良かったのですが、これでは実質的に「CX-3」の後継とも言えないです。異母兄弟のような車では、販売台数を増やせずにカニバってしまうだけのような気がします。
自分は、MX-30のレンジエクステンダー版には大いに興味はありますが、内燃機関版ならCX-30の方が良いです。
コメント
内燃機関版がもし搭載されるとしたら1.5LスカイXスーパーチャージャーだったりして!