担当営業氏がMazda3の「X」を試乗したよと連絡をくれました。それならばと話を聞いていきました。
この記事の概要
SKYACTIV-Xはもっとも「美しく走る」に適したエンジン
マツダとしては、SKY-D 2.2の後釜としてMazda3にSKY-X 2.0を設定しているつもりだそうですが、マツダの走りのコンセプトが「Be a driver.」から「美しく走る」にかわり、エンジンの味付けが変わっていることを理解しないとだめなのでしょう。
長く走るとしっくりするエンジン
「絶対的なパワーないけど静かで滑らかに走ることができる、加速しようと思った分だけ加速できる。」そうです。そして、長く(ずっと)走るとしっくりくるそうです。自分にとって思う通りに走ることができるから、でしょうか。
時速7kmでアイドルストップする
いろいろ聞いた話の中で、衝撃的だったのは「時速7kmでアイドルストップする」という点です。減速中にエンジンを止める制御が必要なほど燃費を稼ぐ必要があるのかなぁと。
しかも、減速中に気を抜くと「カクン」となるそうです。「美しく走る」に最も適したエンジン・SKYACTIV-Xなのに停止直前で気遣いが必要というは…なんとも…。
「低負荷走行時にはエンジンを停止し、惰性走行して燃費を稼ぐ。」とは、この制御のことだったのでしょうか。
特許6537025 エンジンの自動停止制御装置
マツダは類似の制御装置の特許を取得済みです。この特許の説明では、12km/hになるとエンジンの自動停止制御がONになっています。
本発明は、エンジンの自動停止制御装置に係り、特に、車両の走行中に所定の低車速以下になるとエンジンを自動停止させ、再始動条件が成立するとエンジンを再始動させるエンジン自動停止制御を行うエンジンの自動停止制御装置に関する。
本発明は、車両の走行中に、エンジンを自動停止して再始動させる場合、エンジンを瞬時に起動させることができるエンジンの自動停止制御装置を提供することを目的としている。
レギュラーガソリンでは高回転が違う
ハイオクガソリン推奨に変更されたものの、レギュラーガソリンでもOKということですが、どうやら高回転(4,000〜5,000rpm)ではさすがにレギュラーだといまいちになるそうです。(ケチ臭いですが)いつもそれくらい回さないのであれば、レギュラーでも良いのかもしれません。
「X」の予約は、それなりの数入っていて、やはりと言うか「6MT」が多いそうです。