北米マツダが、2019年8月のセールスレポートを発表しています。今月はようやく単月としての前年割れを回避することができました。
北米マツダ、2019年8月のセールスレポートを発表。久々前年割れを回避
2019年8月の北米マツダ販売実績
2019年8月は、27,482台を販売、前年同期比6.5%増となりました。実に14ヶ月ぶりにプラスに転じたことになります。これは、すべてのCXシリーズが好調だったことが影響しているのかもしれません。
2019年1月から8月までの累積では同11.5%減の189,329台と前月よりわずかに改善しています。
8月のトピックは、
- アメリカでベストセラーになっているCX-5は、8月では最高の15,592台を販売し、同20.2増になりました。
- CX-3は、販売台数は2,024台とまずまずでしたが、同36.7%の大幅増でした。
- CX-9は、同15.0%増の2,617台の販売でした。
- 問題のMazda3は、同13.8減の4,825台を売り上げました。
CXシリーズ全体では、同21.0%増の20.233台を販売しています。一方、乗用車系は同20.2%減の7.249台しか売れていません。北米のSUV大好き症候群はだいぶ進んでいますね。
メキシコのセールス
前年同月比4%減の4,853台を販売しています。8月まで累計では同7%増加し、39,037台を販売しています。
Mazda Reports August Sales Results | Inside Mazda
カナダのセールス
2019年8月の売上は、前年同月比9.2%減、乗用車が同29.5%減、SUV系が6.3%増でした。CXシリーズでは、CX-9のみが前年割れの同15.3%減でしたが、CX-3とCX-5は前年比プラスでした。
さて、Mazda3は、同28.5%減と引き続き苦戦中です。しかし、i-ACTIV AWDを選ぶユーザーが39.8%もありました。そう、降雪地帯では四駆はとても大切なのです!
Mazda Canada reports sales for August 2019 – Sep 5, 2019
前月よりも画面から「減」の赤い文字が減りました。ただ、マツダは、高価格帯へ移行しようとしているのなら毎月のセールスレポートを台数ではなく金額で比較すべきですが…無理ですね。