[MMH 2019]マツダ車で満足度の高いクルマは?

[MMH 2019]マツダ車で満足度の高いクルマは?

マツダが、ユーザーの評価をまとめてる「Driver’s Voice」の満足度を集計して「マツダ車満足度評価(MMH)」と称して最も満足度の高いマツダ車を決めます。

2019 マツダ車満足度評価(MMH)

オーナーの皆さん、ご試乗された方のナマの声」が集まっている「【MAZDA】ドライバーズボイス」ですが、そこでのオーナーの満足度(%)を得点に置き換えて集計、それぞれの評価項目ごとにNo.1を、合計得点でマツダ車No.1を決めます。

MMH 2019 評価項目の集計一覧

全体では、やはり「室内空間の広さ」などの項目で満足が低くなっていますね。それとは対照的にエクステリアデザインでは、どの車も高い満足度になっていることが分かります。マツダ「らしさ」が出ている結果です。

  デミオ   アクセラセダン  アクセラスポーツ アクセラ(BY系) アテンザセダン アテンザワゴン   CX-3     CX-5     CX-8   ロードスター  ロードスターRF
総合満足度 4.5 4.3 4.3 4.1 4.5 4.4 4.3 4.5 4.5 4.5 4.7
外観のデザイン・ボディカラー 81 92 88 89 92 88 91 83 81 83 94
内装・インテリアデザイン・質感 73 69 62 65 53 49 67 71 71 48 50
運転のしやすさ 74 72 66 64 59 61 68 77 76 73 61
走行性能 81 69 80 62 84 84 73 83 90 77 77
室内空間の広さ 6 17 14 16 34 23 7 30 48 4 0
荷室の広さ・使いやさ 4 18 14 2 27 33 5 23 34 5 3
乗り降りのしやすさ 7 10 9 10 9 3 25 19 20 6 0
燃費・経済性 72 49 60 72 76 75 74 62 79 40 37
安全性 35 40 48 23 57 51 53 79 79 14 13
「運転すること」の楽しさ 75 77 74 62 81 76 70 79 76 86 96

MMH 2019 各評価項目No.1

ベストワンとワーストワンは次のとおりになりました。ベストワンにはCX-8が、ワーストワンにはロードスターRFが多いですね。

MMH 2019 ベストワン
外観のデザイン・ボディカラー ロードスターRF 94
内装・インテリアデザイン・質感 デミオ 73
運転のしやすさ CX-5 77
走行性能 CX-8 90
室内空間の広さ CX-8 48
荷室の広さ・使いやさ CX-8 34
乗り降りのしやすさ CX-3 25
燃費・経済性 CX-8 79
安全性 CX-5、CX-8 79
「運転すること」の楽しさ ロードスターRF 96
MMH 2019 ワーストワン
外観のデザイン・ボディカラー デミオ、CX-8 81
内装・インテリアデザイン・質感 ロードスター 48
運転のしやすさ アテンザセダン 59
走行性能 アクセラ(BY系) 62
室内空間の広さ ロードスターRF 0
荷室の広さ・使いやさ アクセラ(BY系) 2
乗り降りのしやすさ ロードスターRF 0
燃費・経済性 ロードスターRF 37
安全性 ロードスターRF 13
「運転すること」の楽しさ アクセラ(BY系) 62

内装・インテリアデザイン・質感」でデミオの評価が高いのは、このクラスなのにこの質感?!というギャップ萌えなのでしょう。次点がCX-5とCX-8なので最新のデザインフィロソフィーが高く評価されています。

CX-8の「走行性能」が高く評価されている要因は、SKY-G 2.5Tなのでしょうか? 「燃費・経済性」もCX-8がNo.1ですから、見た目以上によく走るということなのでしょう。

乗り降りのしやすさ」でCX-3がNo.1なのは、実感としてわかる気がします。ちょうどお尻の位置くらいにシートの座面が来るので、お尻の平行移動で乗り降りができるんです。CX-30もこれに近いでしょう。それより大きい(最低地上高が高い)と「登る」感覚になり、それより低いと腰を落とすのが大変になります。CX-5以上には、Aピラーにアシストグリップを付けると乗り込みやすいんですけどね。

「運転すること」の楽しさ」の満足度が一番高いのがスポーツカーユーザーというのは、流石としか言いようがないですね。ただ、全体の30%近いユーザーは、自分の車の運転を楽しいと感じていない点は残念ですし、頑張れマツダ!と言いたいですね。

MMH 2019 考察

後席の足スペースは37インチ以上が及第点

数字は、北米仕様車のものですので、Mazda3 SEDANとMazda6 SEDANの比較になりますが、室内寸法を比較すると、Mazda6 SEDANが大きい部分は「後席の足スペース」です。Mazda3 SEDANの方が大きい部分もあるくらいなので、やはり「後席の足スペース」は評価をする上で重要です。

そして、後席の足スペースで満足度が高まるのがアテンザワゴン(37.6インチ(955mm))くらいですから、Cセグメント以上では37インチ(約940mm)が最低ラインになるのではと思います。

2018 Mazda3とMazda6aの室内寸法比較
2018 Mazda3
SEDAN
Mazda6 SEDAN
内部寸法(inch) 頭スペース(前/後) 38.6 / 37.6 38.4 / 37.1
腰スペース(前/後) 55.5 / 53.5 53.5 / 53.5
肩スペース(前/後) 57.2 / 54.4 55.9 / 55.1
足スペース(前/後) 42.2 / 35.8 42.2 / 38.7
室内容積(cu. ft.) 96.3 99.8
荷室容量(cu. ft.) 12.4 14.7

2019 マツダ車満足度評価(MMH)

ベストワンはCX-8

栄えある2019 マツダ車満足度評価(MMH)の合計得点No.1は654ptで『CX-8』でした。No.2は606ptで『CX-5』、No.3は543ptで『アテンザワゴン』でした。最新のラージ商品群クロスオーバーSUVがワンツーフィニッシュと言う結果でした。

ワーストワンはロードスターRF

ワーストワンは、431ptでロードスターRFでした。スポーツカーだからいろいろ割り切って乗っているのだろうと思っていましたが、狭すぎると感じているのですね。そして、安全装備の充実も望んでいるようです(カーテンエアバッグは取付不可ですしね)。

[MMH 2019]マツダ車で満足度の高いクルマは?

雑感

CX-8は、最も売れている3列シートSUVであり、こうして購入後の満足度も高く、きっとマツダが思っている「強い絆」でユーザーとメーカーが、つながる事ができている車種ではないでしょうか。かっこ良さと実用性が両立してこその評価だと思うので、「この成功をきちんと分析して、他の車種に展開してください。」とマツダの開発陣に言いたいです。

これからの登場する新型Mazda3とホイールベースが近いアテンザワゴンの「後席の足スペース」は、37.6インチ(955mm)です。このサイズで約四分の一のユーザーが満足しているのですから、新型Mazda3がホイールベース延長分を後席の足スペースに振り分けていたら、同じCセグメントのライバルと見劣りもあせず、ずいぶん評価は変わっていたでしょうね。

そして、デミオとCX-3で極端に評価が低い「広さ」問題は、ぜひとも次期型車では改善して欲しいです。ただ、CX-3のすぐ上にCX-30が登場してしまったので、次期CX-3(CX-20?)が今よりも前席優先になりかねないですし、新型Mazda3のようにフルモデルチェンジしても室内が狭くなることがあるので、次期デミオ(Mazda2?)も安心できないです。