マツダCX-8が中国で思うように売れていないようです。中国では7人乗りSUVのライバルが多く、マツダの戦略もハマっていないようです。
中国でのマツダCX-8
直近の2019年2月の販売台数は、117台のみでSUV販売台数としては209位でした。2月は春節があるので台数が減る時期とは言え…209位とは…というか、SUVが209車種もあるとは、さすが中国。
マツダCX-8の販売台数推移
CX-8は、中国では2018年12月に販売になっていますが、いわゆる新車効果がなく、発売から4ヶ月で1,371台(343台/月)しか売れていません。中国メディアでは、販売がイマイチの原因を分析していました。
マツダCX-8の苦戦の原因
- 価格が25.8万元(約430万円)からと、マツダのブランドイメージとしては高すぎる(CX-5の最上級仕様よりも高価)
- 狭い
- 静粛性不足
- エンジンが非力(SKY-G 2.5のみ設定)
- ズームズーム(走る歓び?)に固執しすぎ
- ブランドがもたらす信頼と市場の評判が足りていない
CX-4は、クーペスタイルSUVとして市場投入のタイミングが良かったのでしょうが、CX-8は7人乗りSUVとしては後発になるため、販売台数を伸ばすハードルが高くなっているようです。
マツダ車が、広さで十二分と言われるのは、なかなか難しいことだと思いますが、パワーのあるエンジンの採用は比較的容易だと思います。ブランドイメージは…。
ちなみに、2018年の豪州市場でマツダCX-8は、3,000台/年(250台/月)のペースで売れていたようです。
2018年オーストラリア市場でのマツダの販売台数
2018年のオーストラリア市場でのマツダのシェアは第2位。しかも、Mazda3は車種別で第4位の売上です。
コメント
副社長あたりがダメなんですかね、販売センスの無さはピカイチですね。
調子に乗って、プレミアムメーカーと勘違いした販売方針をしてしまいます。
車種展開もセンスなし、、価格設定もセンスなし、、
応援しているのに悲しくなりますね。