マツダは、ダブルウィッシュボーン式とトーションビーム式サスペンションのそれぞれの特許を出願しています。
特開2019-43381 車両用サスペンション装置
この発明は、ダブルウィッシュボーン式の車両用サスペンション装置であって、車輪を支持するナックルと、車体に上下に回動可能に連結されると共に前記ナックルの上部を枢支するアッパアームと、前記アッパアームの下側に配置され、前記車体に上下に回動可能に連結されると共に前記ナックルの下部を枢支するロアアームと、前記アッパアームと前記ロアアームとの間に跨って設けられた連結ロッドとを備え、前記連結ロッドは、車両前後方向に傾斜した状態で配置されると共に、前記アッパアームと前記ロアアームとの各々に回動可能に連結された車両用サスペンション装置である。
特開2019-43383 トーションビーム
素管の板厚を厚くしたり、素管の径や断面形状を大きくすると所望の剛性が得られなくなり、更にはトーションビームの重量が増加してしまうという問題が発生する。また、材料強度を高めると成形性が悪化したり、コストが増加してしまうという問題が発生する。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、トーションビームのロール剛性に対する影響が殆ど無く、またトーションビームの重量やコストの増加を招くことなく、所定方向からの荷重入力に対する強度を向上させてトーションビームの曲げ破壊が起こり難くすることにある。
ラージ商品群のサスペンションは、マルチリンク式やダブルウィッシュボーン式になるでしょうから、今後もいくつかの特許の出願や取得を見ることが出来ると思います。