新型Mazda3の気になる乗り心地について2つの記事をピックアップしてみました。
新型Mazda3(BP系)の試乗レビュー
この記事の概要
海外メディア(AUTOCAR)が試乗して書いたレビュー(の日本語訳)と日本人が試乗して書いたレビュー。どちらもハッチバックですが、SKY-D 1.8とSKY-G 2.0 Mハイブリッドとエンジンが異なっている、その上試乗コースも違うなど、比較するには条件が揃っていませんが…。
AUTOCAR / Mazda3 116ps GT Sport Diesel 試乗
ただし、乗り心地には若干の難がある。他の2台のライバルたちにはない硬さが感じられるのだ。不快とまではいわないが、少し洗練性に欠けるのではないか。ゴルフやフォーカスがリアにマルチリンク式サスペンションを備えるのに対し、マツダはトーションビーム式を選択したことも理由ではないか。
モーターファン / Mazda3 欧州仕様 SKY-G 2.0 M Hybrid 試乗
新型MAZDA3ではリヤサスがマルチリンク式からトーションビーム式へと、いわばレベルダウンしたかのような変更がなされた。このため乗り心地やハンドリングに疑問を投げかけたくなるのだが、実際はレベルアップしている。コーナリングでタイヤの限界まで攻め込んだところでロール角は小さい。しかし、硬さは感じない。
新型マツダ3 24Vマイルドハイブリッドは? リヤのトーションビームは? 走りはどうだ? |MotorFan[モーターファン]|ページ 2/3
結局のところ
この試乗レビューで優劣のようなことを云々するのではなく、(セッティングが違う可能性はありますが)乗り心地は乗り手の感覚(好き嫌い)によって評価が分かれるものなので、結局はオーナーが気に入るかどうかってことなんだな、と改めて思いました。
それはそうと、SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTUREの出来を上のレベルで確かめるなら量産されたSKY-X(もしくは、SKY-D 2.2やSKY-G 2.5T)との組み合わせが必要ですよね。トーションビーム式リアサスペンションの実力だって高出力エンジンに合わせているのでしょうしね。