Road&Trackが、マツダの開発エンジニアにMazdaspeed(MPSモデル)の復活について話を聞いています。
新型Mazda3開発主査は、「個人的にはマツダスピードアクセラのような車を作ってみたい。」という話をしていました。しかし、Road&Trackの話では「現実は厳しい」と思わされます。
しかし、2013年以来、マツダスピードのファクトリー製品は1つもありません。そのため、2019年のMazda3の簡単なレビューで、 2人のマツダのエンジニアに、Mazdaspeedを元に戻すために何が必要か、またはそれがマツダの目標であるかどうかを尋ねました。
Road&Trackは、マツダの開発車両エンジニア、Dave Coleman氏に話を聞いています。彼の話は、
- 普通の車が欲しい場所に到着すればするほど、マツダスピードの車でやりたいことへのギャップは少なくなります。
- (マツダスピードの)自動車を作るためには、あなたは本当にそれを正しくしなければならない。
- 私達はそのための新しいエンジンを開発することはできない。
- それを適切に満たすことができるエンジンが棚に付いているのなら、話をすることができます。
- 私たちはあなたが[マツダスピードバージョン]の必要性を感じないところにすべてを持ち込もうとすることに集中し続けるでしょう。
結局のところ、コスト的に見合わないということと、スタンダードの車でも十分「走る歓び」を満たすことができるし、さらにそのことに磨きをかけているから、マツダスピード(MPS)バージョンは、必要ないよね? ブランドも成熟しているから、と言いたいようです。
マツダは、ドイツ御三家にしても、韓国車にしても、シュコダなどの欧州車にしても、Cセグメントの高出力・高性能版を販売していることをどう思っているのでしょうね?
ロータリースポーツと同じようにユーザーが、どんどん声を上げることが、スポーティーなモデルを召喚する近道なのでしょうかね?(マツダにスポーティーな車を作れる余裕ができることが第一ですが…。)
コメント
逆になんでみんなハイスペックバージョンを欲しがるの?
マツダが言ってることって正論で、高速道路含め一般道で車の動きを感じられて、自分が思った通りに車が動いて楽しめるのってノーマルグレード。
ハイスペックバージョンは結局スペックを使い切れるのはサーキットしかないし、サス等の車両セッティングはビッグパワーに耐えれるように硬い方向に行く。ということは、低速域では車の動きは小さくなる。
だから結局、ハイスペック版を買うということは、サーキット走行したいか、そうじゃなければ「所有欲」でしかないわけですよ。
ということは、ニッチ層のさらにニッチに対する製品になるわけで、開発コストの回収を考えると、車両価格が恐ろしいことになりかねない(=売れる台数が余計減るスパイラルに陥る)ので、やっても仕方がないよねっていうのは容易に理解できると思うけど。
「出せ出せ」っていうのならば、いくらでもお金出して買える人が言おうね。