[雑感]マツダの方針転換?[動画]

マツダが開催した先日の「技術説明会 2018」のコネクティビティの説明会の中で、国内では目を背けていた領域が重要だと話しています。

マツダは、2018年10月2日に開催した「技術説明会 2018」の模様を収めた動画を公開してます。

藤原副社長が、説明したコネクティビティ…なんだか捉えどころがなくて…初代マツダコネクトのにおいがするのですが…それはそれとして。

説明の中でいくつかのキーワードが気になりました。

車は人と人、自然と人との架け橋のはずなのに


『その場に行きたい、あの人と一緒に時間を過ごしたい』
『リアルな自然や人との触れ合いを通じて』
『自然の中で出会い』
『体験、感動の共有』
『マツダが目指すコネクティビティは、これらの世界に導く道具であるべき』

マツダが、これまで国内で流していたCMでは、SUVでさえ「Be a driver.」のコピーを使ってほとんど同乗者を登場させず、ドライバー人が主役であり、しかも、大きな都市を舞台してきました。海外のCMでは、CX-5やCX-9は、都会と大自然をつなぐ道具や家族の移動手段として描かれています。

ちょうど良く、加マツダの「『デジタルではなく大自然で!』をマツダ車がお手伝いします」的な新しいCMが公開されています。CX-3でさえ、都会を離れ森林や海岸で創作するための道具になっています。

今さら、デジタルデバイス云々でなくても、本来車というはそういうものじゃなかったの? と言いたくなりますし、国内でのブランド作りは、デジタルデトックスやオフライン休暇という台詞を改めて持ち出さなくてはいけない状況になっていたんだな、と感じました。

このご時世だから、こういう単語も必要になるとは思いますが、これまでも実践してきた価値の創造なら、話の展開も違っていたと思います。何か、残念です。

高齢、体の不自由な方の移動手段?


コネクティビティ技術を利用して『過疎化が進み交通空白地帯になっている地方に行き移動に困っている人を助けたり』、「高齢、体の不自由な方の移動手段の不足」という問題解決の一助にマツダ車がなり得ると話されていました。

しかし、今のマツダの福祉車両のラインナップには、体の不自由な方が乗り降りしやすい多人数乗用車はありません。通常のラインナップにも高齢者が乗り降りしやすい、地上高だったり、ドアの構造だったり、アシストノブの有無だったり諸々考慮された車種もほぼありません。

マツダは、マツダスタジアム累計来場者1,700万人達成記念として社会福祉団体にCX-8を寄贈しました。

OEMだとしても、マツダのコネクティビティ技術を採用したスライドドアのワンボックスカーをラインナップに加えることをするのであれば、筋が通っていると思えるのですが、今のままのラインナップを維持したままでは、絵に描いた餅になってしまいそうです。

今後、具体的になるコネクティビティ技術もそうですが、この説明会で話されたことが「人間中心」の哲学でどう実現されるのか、注視したいです。