マツダ、「燃費及び排出ガスの抜取検査の不正事案を受けた確認の実施等について」を報告

マツダは、完成検査時の燃費および排出ガス測定における不適切な対応について国交省に報告、記者会見を行っています。

完成検査時の燃費および排出ガス測定に関する国土交通省への調査報告について

マツダは、7月9日に国土交通省から要請を受けた「燃費及び排出ガスの抜取検査の不正事案を受けた確認の実施等について」(国自審第 674 号)に基づき、当社における完成検査に係る燃費および排出ガスの抜取検査についての調査結果を国土交通省へ報告しました。

【主な報告内容】

JC08モード(以下、JC08)およびWLTCモード(以下、WLTC)について調査を実施し、以下を確認いたしました。

  1. いずれのモードにおきましても、検査データの不正な書き換え(改ざん)はありませんでした。
  2. JC08におきまして、一部の検査データの取り扱いに適正を欠いたもの(速度トレースエラー)が調査台数1,472台中72台存在しました。なお、すべての検査データを再検証した結果、燃費および排出ガス諸元値への影響がないことを確認しました
    WLTCにおきましては、上記の事案は存在しませんでした。

上記2の原因は、(1)速度トレースエラーが生じた場合に、その測定結果を自動的に無効にするシステムになっていなかったこと、(2)速度トレースエラーの判定を担当検査員にゆだねる工程設定(手順)になっていたことの2点です。

【再発防止策】

以下を実施することを決定しました。

  • 速度トレースエラーが生じた場合、測定結果をシステムで自動的に無効にする機能の追加
  • 速度トレースエラーを含めた検査データの複数の検査員によるチェックを実施

このたびの事案により、お客さまをはじめ当社に関係するすべてのステークホルダーの皆さまに、ご心配をおかけすることになりましたことを深くお詫び申し上げます。マツダは、本事案を重要な問題と捉えており、このような事案が今後発生することのないよう再発防止に努めてまいります。

完成検査時の燃費および排出ガス測定に関する国土交通省への調査報告について [PDF形式]


ロイター記事を見てみると次のように書かれていました。

本来は無効とすべき測定を有効としていた事案が見つかったのは、2014年11月から18年7月に抜き取り検査を実施した1875台のうち72台で、小型車「アクセラ」など計10車種。ただ、対象車の排出ガスや燃費への影響はなく、リコール(回収・無償修理)も考えていないという。同社では国内で生産する車両すべての燃費・排出ガス検査を本社工場(広島市)で実施している。

今回の事案はデータ改ざんや組織ぐるみの不正ではなく、品質を確保するプロセス、システムに課題があったとして「不正とは考えていない」とも指摘。経営陣や従業員への処分なども現時点で「考えていない」とした。顧客からの信頼を失わないよう、「今回の事案をしっかり説明し、販売に影響しないよう取り組む」と語った。

マツダ専務「意図的ではない」、燃費・排ガス不適切検査

「実は、他にも」など、話が広がらないことを願うばかりです。

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コメント

  1. くろまずだ より:

    正直今回の件、記者会見でのグラフなどを見る限り、日産やスバルと同じにするのはどうかと思いました。
    マツダを擁護するわけではないですが、今回の件は「そんなに不正不正騒がれるほど重大か?」と感じました。
    中にはVWと同じと考える方もいるようで、報道の仕方でこんな風になるのは可哀想だなと。