[雑感]マツダの今後の欧州戦略はシビアになりそう

autoevolutionが、ヨーロッパでの最も二酸化炭素排出量が少ない自動車メーカーがトヨタであるとする記事を掲載しています。マツダ視点から見ると厳しい雰囲気です。


The air above Europe in 2017 was the most polluted in the past ten years, in terms of CO2. The decline in air quality was caused by the rise in sales for both gasoline-powered vehicles and SUVs. The countries where this trend was registered (Germany, the UK, France, and Spain) were also the places where the biggest spikes in CO2 emissions took place.

Toyota, Europe’s Lowest CO2 Emissions Carmaker in 2017 – autoevolution

autoevolutionの記事を見ると、最も二酸化炭素排出量が少ないトヨタが、101g/kmと昨年よりも2.7g/km減らして順位も2つあげています。トヨタは、ディーゼルゲート問題以降、ハイブリッド車がよく売れているようですし…。

そして、表の一番下にあるマツダはというと、二酸化炭素排出量は131.2g/kmです。昨年よりも3.5g/km増えてしまっています(古い資料を見ると、130g/km辺りで上下しているようです)。

2021年には、さらに厳しい規制が待っています。

欧州では08年、15年にEU全体の乗用車の排出量を1キロメートルあたり130グラムとする規制が導入された。現在は21年に95グラムの規制に向けて欧州市場で自動車を販売する各社が取り組んでいる。

販売台数や車種構成にあわせてメーカーごとに規制値は異なり、平均95グラムから3割削減が求められる。95グラムを燃費換算するとガソリン1リットルあたり約24キロメートルに相当する。新規制では単純計算で1リットルあたり約34キロメートルとなる。

EU、車CO2を3割削減 2030年に21年基準比  :日本経済新聞

2014年時点ですが、当時の改善ペースだとマツダが、2021年規制値を達成できるのは、2025年頃になるだろうする予測がありました。
5 out of 7 EU carmakers on track to hit EU 2021 fuel efficiency targets – report | Transport & Environment

規制値を達成できないと罰金が課せられます。

マツダの手札は、SKY-Xと次期SKY-D、そしてBEVです。PHEVの投入は2021年以降です。2014年の予測では、4年遅れているとされていましたが、これをどれだけ縮めることができるのか、厳しい時間が流れそうです。

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コメント

  1. jomon より:

    ディーゼルエンジンの小型車の多いメーカーは、ディーゼル車販売減でドンドン悪化して行くでしょうね。
    頼みの綱のディーゼル+マイルドハイブリッドの綱が切れそうです。

    マツダは、ディーゼル車減とSUV比率増の影響が大きそうですね。

    SKY-Xは2L車のCO2削減では無く、CO2排出の多い2.5Gの置き換えによる大きな効果が見込めます。
    早々にSKY-1.5Xも投入して、2.0Gを置き換える事も必要ですね。

    SKY-D GEN2+マイルドハイブリッドにも期待してしまいます。