日経新聞に2019年に量産が始まるマツダのSKYACTIV-Xに関してまとめのような記事があります。色々と整理するには良いかもです。
マツダの次期主力エンジンSKYACTIV-Xのあれこれ
夢の超希薄燃焼ガソリンエンジンSKYACTIV-X
日経新聞の記事をつまみ食いします。むむっ、気になった箇所をピックアップしていきます。
- 2.0L版は、次期ハッチバック車「アクセラ」から採用する計画。排気量2.5L版の開発も進行中
- 12V電源で作動し、エンジン出力を少し支援するスターター兼発電機を標準搭載する見込み。簡易ハイブリッドとも言える
- 日経Automotiveの予測では、現行ガソリンエンジンに比べて約3割増の4~5万円高となる
- 2021年から欧州で本格的に始まるCO2排出量を95g/km以下にする規制を達成できる見通し
- 米国仕様のSKYACTIV-Xは「理論空燃比にする」(ミスターエンジンの人見氏)
SKY-Xの二酸化炭素排出量はEVを下回る
ドイツ自動車連盟(ADAC)調査によると、アクセラ(SKY-G)の実燃費は、18.2km/Lで一般的なEVの実電費は4.7km/kWhだそうです。これを基に原油精製過程を含めた二酸化炭素排出量の計算値が以下だそうです。
- アクセラ(ガソリン):150g/km
- EV(1):128g/km(日本の電源構成を前提)
- EV(2):100g/km(LNGコンバインドサイクル発電)
- SKY-X:105g/km(SKY-Gの3割減)
計算上は、SKY-Xでは、日本での一般的なEVよりも二酸化炭素の排出量は少なくなります(マジ?)。
コメント
熱効率が56%まで行けば、EVは不要ですね。
3気筒1.5LのSKY-G GEN3エンジンのPHVを作れば、
エンジン出力120ps+電池出力80psで、200psの超低燃費で安価な高性能なPHVが作れます。
充電は必須では無く、実燃費40km/Lが可能となりそうです。