もういまいちじゃない?マツダの「寒冷地仕様」

この記事は約3分で読めます。
Ads by Google

新型CX-5(KF系)から念願のワイパーデアイサーが装備されるようになり、すっかり「いまいち感」が薄くなりました。

 

後席の空調は改善要

上級車では、標準化されている装備がある中、アクセラより小さい車種では、主に後席への配慮に欠ける装備になっています。後席の利用頻度を考えると…ということなのでしょうが、せめてリアヒーターダクト、または、リアベンチレーターを標準にして欲しいと思います。

 

ワイパーデアイサーも採用拡大中

KF系に続き、Mazda6の大幅改良からワイパーデアイサーが装備されているので、アテンザにも載ると思われます。なんだ、フルモデルチェンジしなくても載るなら、順次採用を拡大して欲しいです。

こうして見ると、スペック上は「いまいち感」がずいぶんと薄まったと思います。「いまいち感」が無くなるのは、多くの車種で設定されるようになる時ですね。

 

主なマツダ車の寒冷地仕様一覧

装備 CX-8 CX-5 アテンザ アクセラ CX-3 デミオ
ヒーター付きドアミラー ◯(XD以外) 標準 標準 AWDのみ AWDのみ AWDのみ
リアヒーターダクト 3ゾーン対応 リアベンチレーター リアベンチレーター 標準
ワイパーデアイサー AWDのみ AWDのみ (新型から)
リアフォグランプ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ
ヘッドランプウォッシャー AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ AWDのみ
シートヒーター FR ◯(XD以外) プロアク以上 プロアク以上 プロアク以上 プロアク以上 S以上
RR Lパケのみ Lパケのみ Lパケのみ
ステアリングヒーター ◯(XD以外) プロアク以上 プロアク以上 プロアク以上 プロアク以上

 
マツダとしては、「寒冷地仕様を特に設定しておりません。全車寒冷地を考慮した仕様となっております。」という立場なので、i-ACTIVSENSEと同じようになるべく広い車種でオプションでもいいので載せられるようにして欲しいと思います(CX-5やアテンザでは全車標準のヒーテッドドアミラーが、CX-8ではXDに設定なしとか不思議な設定を解消すべき)。