RJCは、第27回(2018年次)RJCカー・オブ・ザ・イヤーを発表しています。国産車のイヤーカーは、スズキ スイフトでした。
国産車のランキグンは、
- 258点:スズキ / スイフト
- 210点:本田技研工業 / N-BOX
- 193点:マツダ / CX-5
- 142点:ダイハツ工業 / ミラ イース
- 125点:トヨタ自動車 / カムリ
- 122点:トヨタ自動車 / C-HR
でした。スズキ スイフトの評価は、以下の通り。
スイフトシリーズはスポーツやハイブリッドもバリエーションにそろえ、幅広いユーザーに対応。特に6速MTのスイフトスポーツは、動力性能、操縦性も優れ、高いスポーツ性を持つ。独自の機構を持つハイブリッドは、5AGSともマッチングしたもので、利点の多いハイブリッドを廉価に提供した。
ところで、各受賞車の評価コメントが見当たらなかったので、CX-5の試乗記を読むと、まずまずの評価でした。
いささかも揺れのないドライバーの目線や首の位置。創り手たちがこだわってきたポイントの一つ一つが伝わって来るのはなぜだろう。まるで隣の助手席に開発者が座っていて、己れの想いこちらに話しかけてくるような至福の時間。……どんなに愚直と言われようと、マツダは「走る歓び」の進化を目指して、ドライバーの“走る歓び”はもとより、同乗者の“歓び”を共有できるよう、全員が愛着を持って取り組んできました、まっすぐに……。
なんとも羨ましい「モノ創り」集団が精魂こめて送り出してくれたCX―5。このあと、2.2リットルのクリーンディーゼルエンジン、DOHC4気筒直噴ターボ車も試乗したが、なるほど300万円前後の価格でここまで鍛え上げたSUVなら、三重丸を差し上げよう。そう肚を決めたが、後悔はしないはずだ。

