マツダは、ピックアップトラックの開発・生産から撤退しいすゞのからのOEMに切り替え、そのリソースをSUVに回す考えのようです。
マツダは、いすゞ製次世代ピックアップトラックのOEM供給で合意とのニュースリリース発表しています。
マツダ株式会社(以下、マツダ、本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道)といすゞ自動車株式会社(以下、いすゞ、本社:東京都品川区、社長:片山正則)は、この度、いすゞ製の次世代ピックアップトラックをマツダにOEM供給することで基本合意しました。
販売地域は北米以外で、発売予定時は未定とのこと。
そして、日経の記事を読んで、「ガッテン、ガッテン」ですわ。
マツダは11日、ピックアップトラックの自社開発・生産から撤退すると発表した。タイ工場で手がけてきた「BT―50」の生産を数年後に終了し、いすゞ自動車からのOEM(相手先ブランドによる生産)調達に切り替える。年間4万~5万台規模になる見通しで、その分の生産能力は多目的スポーツ車(SUV)に振り向ける。世界で人気の高まるSUVに限られた経営資源を集中する。
今でもAATでは、フォードの車も作っているようですが、そのうち、この分もマツダが頂く予定なので、AATで10万台の生産能力を確保するはずなのですが…そんなにアジア圏向けにSUVを作りまくるのでしょうかね??
AATで生産している車種AutoAlliance(Thailand) Co., Ltd.
コメント
エコカー優遇制度の認可と引き換えに年15万8000台の小型車を生産を提示しているので、今回のOEM契約で大きな投資をせずに対応可能となりそうですね。
ベトナムでも現地資本の投資で現地生産を増やす様ですし、着々と海外生産体制を構築している様です。
マツダ、タイでエコカー生産へ
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140730/bsa1407300500005-n1.htm
越最大手、輸入車の急増に対抗 自動車設備投資に1500億円
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160530/mcb1605300500001-n1.htm