[感想]マツダ アクセラ(商品改良モデル)は頑張った方?

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今週末あたりから、各地のディーラーでも新型アクセラのサービスマニュアルなどが届き、受注が始まっているようです。私も見積りに行ってきました。

見せてもらった資料には、「インターネットへの書き込みは禁止」のような文言があるのも今風ですが、しっかり、漏れてますけど…。皆さんの記憶力には感服します。

確かに、このデザイン予想図とそっくりです。
new-axelaデミオ顔になったというよりは、アテンザに近い印象を持ちました。フロントデザインは、商品改良モデルのほうが好きですね。
 

遂に「クリーンディーゼルxi-ACTIV AWD」を搭載

自分にとって一番の朗報は、クリーンディーゼルとi-ACTIV AWDの組み合わせが、とうとうアクセラでも実現したことです。ただし、今回のラインナップでは、SKY-D 1.5搭載車には四駆の組み合わせがありません。これは、来年のBM型最後の年次改良にとってあるのでしょうか??
 

寒冷地仕様は一部やり過ぎ?

これまで愚痴っていたことの半分くらいは、今回の商品改良で改善されたました。これが、継続&横展開されるかが次の注目点になると思います。もっとも、高額化と粗利の関係から、これまで贅沢装備としていたアイテムも標準化されていくのではと想像します。


マツダの「いまいちな寒冷地仕様」の見直しは進むのかな?
重箱の隅をつついています。マツダの主要装備一覧を見ると「寒冷地仕様を特に設定していません。全車寒冷地を考慮した仕様となっております。」との記述があります。ただ、他メーカーと比べてもその内容は「考慮不足」を感じます。


さすがに今回、ステアリングヒーターまで採用されるとは、予想していませんでした(笑)。自分はこれよりも、ワイパーデアイサーの方がありがたいです。
 

SKY-D 2.2は静粛性と俊敏性がアップ

SKY-D 2.2にもナチュラル・サウンド・スムーザーを採用した上に、ナチュラル・サウンド・周波数コントロールやDE精密制御も取り入れます。

マツダは、二つのナチュラルサウンドなんちゃらで、これまで以上に静かになったとしていますが、実際はどうなのでしょうね。さらに、DE精密制御で出足がよくなるとも。ディーゼルのマイナス面を小さくしていかなくては、ハイブリッド勢に対応できないですから…。
 

G-ベクタリング コントロール

サービスマニュアルを読むと、ほぼ車が動いている間はこの制御が働いているとのこと。これはもう楽しみでしかないですね。ただ、効果を数字で表すことが出来ないでいるので、ブリジストンのように「疲れの度合い」のような尺度で分かり易く伝えられると良いと思います。
 

インテリは小幅な変更

インテリアの変更で一番期待していたのは、天井も含めて黒ベースの色設定になることでした。CX-9やCX-4が採用しているので、2017年型は、この色設定に統一されると思っていたのですが、蓋をあけると内装色は、従来通りAピラー裏と天井は明るい色のまま。この点は大いにガッカリです。

これで、今年のアテンザの年改で、黒ベースの色設定が採用になったら笑っちゃいます。
 

安全装備の性能向上は期待できる?

自動緊急ブレーキの稼動速度上限が、80km/hに引き上げられ、歩行者検知機能も追加されました。これは、第三者試験の結果を見るまでは、評価できないです。

ALHが、アクセラにも採用されました。使用しているLEDは3個と従来通り。単眼式でHI/LO制御できる仕様なので横展開が容易になったはずです(デザインやコストの制約が小さくなった?)。
 

買い?

サービスマニュアルには、アクセラはマツダの基幹車種だと書かれていました。それにしては、冒頭に書いたように、まだ少し出し惜しみ感が残っているのが気になります。

モデル末期の装備の充実ぶりなので、自分にはまるグレードが見つかれば、当然買いだと思います。猶予があるなら、BM型最終仕様となるはずの来年の年次改良を待つのも手かと思います。特に15XDと四駆の組み合わせとか…次期CX-5に採用になる新技術の水平展開とか…スバル新型インプレッサのデキとか(爆)。

さて、私はどうしようか。