AUTOCARが、英国で発売になっているMazda3 Sport Blackのレビューを掲載しています。車の出来はネーミングや見た目とは少し違うようです。
マツダは、3(日本名:アクセラ)にスポーツ・ブラックなるモデルを追加した。いうまでもなく、ホットハッチ・カテゴリーでロイヤリティを獲得するためだ。
…しかし、実物は少し違うようで…
外観が示すほどのスポーツ・モデルではないことを先に断っておく必要がある。ホット・ハッチというよりもウォームという方が適切だろうか。
「ウォーム」の理由は2つあり、
- エンジンが非力:120psと21.4kg-mしか生みださない。0-100km/hタイムも8.9秒
- セッティングが甘い:ルックスから期待するだけのアグレッシブさとは無縁の状態
とのこと。
さらに、スペシャルエディションとしてではなく、Mazda3そのものの評価として、
フロント・シートのサポートに不足がないだけに、ショルダー周辺のクッションが必要以上に硬いのが残念だ。またシート・ベルトを装着した状態だと、バックレストの調整レバーがベルトに覆われるといった問題もある。
後部座席のアクセスはタイトで、大人にとっては足元のスペースも限られている。またトランク開口部のリップ高が高いため、荷物の出し入れにも力がいる。
と、けっこう手厳しい指摘。
結論
セアト・レオン1.4 TSI FRの試乗をを薦める。価格は同じだが、より速く、より広く、より楽しく、より維持費が安いからである。
Mazda3のレビューなのに、最後にセアト推しで終わる記事。
やっぱり、マツダは、このクラスでも後席は「広くない」、「実用性の作りこみが甘い」という評価になるんですよね。第7世代でこのような評価を変えることが出来るのかな?それとも、頑固一徹、格好良さを第一に作るのかな?
マツダ3 2.0 Skyactiv-G 120スポーツ・ブラック – 初試乗 | オートカー・デジタル – AUTOCAR DIGITAL
Mazda3 Sport Black