日経新聞によると、マツダは2017年をめどにミニバンの開発・生産から撤退し、CX-5をベースにした大型SUVを2018年にも発売するとのことです。
マツダ、ミニバンに代わる3列7シーターSUVを2018年に投入との報道
マツダは2017年をめどにミニバン(総合・経済面きょうのことば)の開発・生産から撤退する。多人数が乗るクルマとして多目的スポーツ車(SUV)の人気が世界的に高まっており、ミニバンの経営資源を振り向ける。
ミニバンは日本では2000年前後にファミリー層の圧倒的な支持を集めた。その後、デザイン性と運転そのものを楽しむSUVに需要が移り、市場縮小が続いている。
マツダは「プレマシー」「ビアンテ」「MPV」の3種類のミニバンを展開するが、次期モデルは開発しない。15年の国内販売台数が3車種合わせて約1万600台と、直近ピークの10年と比べて4分の1の水準まで低下。人気車種が競合大手に偏る傾向が強まり、継続は困難と判断した。
MPVは早ければ年内にも生産を中止する。プレマシーは日産自動車にOEM(相手先ブランドによる生産)供給しているが、生産中止に伴って日産への供給もやめる。販売は3車種とも17年には終了する見通しだ。
ミニバン撤退で生まれる余力は世界展開しやすいSUVに振り向ける。販売中の中型SUV「CX―5」をベースに3列シート7人乗りの大型SUVを新たに開発し、18年にも発売する計画。
マツダに関わる部分を抜粋しています。
以前の記事と大筋では同じことを言っているようです。ただ、ミニバンの販売終了が「販売は3車種とも17年には終了する見通し」と具体的になり、代替の3列7シーターSUVが2018年発売と1年遅くなっていますね。
マツダ、フルSKYACTIVミニバンをCX-5ベースで2017年に投入との報道
日刊工業新聞によると、CX-5ベースのミニバンを2017年に、次期スカイアクティブ技術を使ったアクセラを2018年に、CX-5のフルモデルチェンジは2019年に行われるそうです。モデルライフが長い!