マツダの心変わり?ガソリンターボエンジン投入の訳は?

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マツダは、新型CX-9にガソリンターボエンジンを搭載してきました。ダウンサイジングターボはやらないと言っていたのにです。

マツダが、エンジンについてこれまで言ってきた過去記事を並べると、このような感じ。ダウンサイジングターボはやらない、というのが基本でした。


マツダはブレずにこれからも「ライトサイジング」。「ダウンサイジング」はやらない
日経ビジネスに新しくアクセラの主査になった児玉氏のインタビューが載っています。モデルチェンジの話や「2020年ビジョン」のさわりなどを話しています。


ただ、2014年7月にはターボエンジンを採用すると報道されています。
マツダ、V6エンジンから撤退し直4に一本化という報道
以前、海外メディアがCX-9にはV6ではなく直4が載るという報道がありましたが、中国新聞が同様の記事を掲載しています。


そして、新型CX-9とSKY-G 2.5Tの登場です。リリースを振り返ってみると、

  • SKYACTIVエンジンではシリーズを通じ、カタログ上の数値だけでなく、お客さまの実際の使用シーンで優れた動力性能と燃費性能を両立することを追求しています。またその両立を、搭載車両の車格に応じた最適な排気量と最もシンプルな構造で提供することを開発コンセプトとしている
  • 新型「CX-9」の使用シーンの9割以上を占める中低速領域でのリニアで力強い加速感、ターボラグのない良好な応答性を実現
  • 4LV8自然吸気ガソリンエンジン並みの最大トルク310ft-lbを発揮

パワー追求型ではない、ダウンサイジングではなく「ライトサイジング」だ、という主張が暗に込められているようにも読めます。

ただ、マツダも言行不一致に感じたのか、説明会を開くようです。

全面否定してスグに発表したという前例など無し。マツダも「少し説明が必要」と考えたのだろう。『情報交換会』というメディア向けの説明会を開くという。

マツダの新戦略か?否定してきた過給エンジン投入の意図とは? 【オートックワン】

この説明会で、マツダ流のエンジン開発の姿勢などが、改めて話されるのでしょうかね。

さらに、同じ記事で国沢氏は、

総合して考えると、マツダとしてはV6を残しておくと生産効率が悪くなる。かといってアメリカでCX-5より大きなボディのクルマを売るとなれば、ターボ無し2500ccだと動力性能で厳しい。だったら2500cc4気筒にターボを付ければよい」ということなんだと思う。

と、ちょっとひねりのない推測をしています(中国新聞に同じことが書いてあるし…)。

ローターリーエンジン搭載車の発表はしばらく無いと言ったとおもったら、東京モーターショーでRX-VISIONを出したりと、案外、関係者が言っていることを信用してはダメみたいです(をいをい)。

ということで、SKY-G 2.5Tの他車種への展開を期待しています(笑?)

コメント

  1. まつ より:

    人見さんは以前から気筒を減らすダウンサイジングはありだと言ってますよ